とあるスーパーで買い物をしていたら298円でらっきょうの巨大な袋が売ってあった。298円!? 桃屋の花らっきょうを6個セットで買っても1瓶あたり225円なのである。これは激安ではないか! 僕が実家にいた頃はあんまり外でらっきょうを買ってくるとお袋がらっきょうを漬け始めるので親父共々ある時期から「らっきょうはそれほど好きではない」というのが対外的公開情報になっていたが、実際はそんなことはない。わりかし好きである。そういうわけで僕は嬉々としてらっきょうを買って帰ったのだが、いざ食べようとすると「塩抜きらっきょう」と書いてある。なにこれ!?
なにやら自分で漬けてください的なことも書いてある。 謀られた! これは漬け物ではないのだ! しかし買ってしまったものは漬けざるをえない。せめて食べれるレベルのものとして。僕は
緊急対策チームを編成。グリアとペグにはWEBで美味しいらっきょうの漬け方を調べる役に回ってもらい、妻には調味料の計測を、僕は漬ける瓶の手配とらっきょうを洗うのを担当し、そして数十分後(なにげにたいして時間かからなかった)らっきょうが甘酢、唐辛子とともに瓶の中に封印された。あとは三週間待つだけである。果たして塩抜きらっきょうの運命はいかに!?