世の中に鍋はたくさんあれど、山口県出身の僕にとっては鍋といえばやはり牡蠣の土手鍋である。隣の広島県は牡蠣で有名なので僕も牡蠣好きに育ったのである。もちろん山口県といえばふくちりなども有名なのだが、僕はさほどふくちりには魅力を感じていない。それはうちの家族もであって食べる人数に対して明らかに多すぎるふくがあっても全て刺身で食べる。前に妻を連れて行ったときに気をつかったのかやたら大量のふく刺しがでたことがあったが(といっても正直東京で食べるそれとは値段は全然違います。普通の魚より微妙に高いかも、っといった感じです)それが
全て刺身だったのでさすがにみんな心の中で「味に飽きたな」っと思っていたのではないかと思う。
さて妻が「土手鍋ってどんなもの?」っとちょっと前に言っていたので今日はグリアと牡蠣の土手鍋を作ることにしました。土手鍋というのは鍋の縁にみそを塗り付けて土手を作り、それを溶かしながら食べるという、一度みそがドバッと落ちてしまえばそれまでという豪快な鍋である。(しかしどういうわけか僕はいままで辛くなり過ぎて失敗した経験がない)今日はグリアに手伝ってもらって、白菜、しいたけ、人参、そして笹かま、あんきも、最後に大量の牡蠣を入れて土手鍋を作りました。材料を入れるのはグリアがやってくれました。むかしから思っていたが使い方を
教えてもいないのにグリアは箸の使い方が上手いコである。おかげで美味しく土手鍋をいただくことが出来ました。牡蠣の土手鍋最高である。