夕方五時。
夕飯の支度を大あらわでしている、一番忙しい時間である。
狭い台所で、行ったり来たりする私を阻む者・・・
はい、そうです。
愛犬ぷ〜です。
ぷ〜をまたいでのみじん切り。
ぷ〜をよけて片足での卵焼き。
集中できません!!
なぜこんなに邪魔をするのか?
多分邪魔をしてるわけではないんです。
いつもいつも寄り添っていたいのです。
どんな時もちょっとだけ私に触れていたいぷ〜は
例え台所が湯気で暑かろうが、キャベツが頭に落っこちてこようがおかまいなし。
うっかり踏まれても、じっと耐える健気さ・・・
居間はエアコンがきいて涼しいことをアピッても
またノソノソと台所へやってきては、ピトッと寄り添う。
息が上がって、ハ〜ハ〜言ってまでもラブラブなぷ〜。
怒るわけにもいかず、そんな熱い気持ちも受け止めてあげたいような・・・
そんな気持ちから、またおかしなポーズで料理をしなければならない私。
お腹が今より大きくなったら、ぷ〜ちゃん・・・勘弁してね。