事件が起きました。
タイトルから想像つくかもしれませんが・・・
・・・飲みました・・・桃のタネ。
あっという間の出来事でした。
朝一で病院に行った私は、てっきり下剤をかけるか吐かせるのだろう。
と、高をくくってました。
病院が開く一時間前に着いたので、朝から流暢に散歩などしたり・・・
順番に名前を書くのを、おばちゃんに3人も横入りされてものほほ〜んとしていたり・・・
危機感薄すぎでした。
あれよあれよと横入りされて、何も言えない私とぷ〜に一人の女性が
「この人1番に来てましたよ!!」と受付の人に言ってくれました。
お礼を言いながらも、他の子のグッタリした姿を見るとちょっと悪いな〜と気弱になったりしてました。
ところが、受診してみると
「あ〜・・・桃ね〜。かなり大きいよね〜タネ。」
から始まり、以前桃のタネを飲み込んだダックスフンドの悲惨な話を聞かされ
「麻酔かけて、内視鏡を入れて取れたらいいけど・・・」
と先生。
「内視鏡???」
血の気が引くのがはっきり分かりました。
っつうか、今あなた、取れたらいいけど・・・って言った??
先生は続けて
「もし取れなかったら、開腹しないといけないかも・・」
即倒するかと思いました。
私はいったん帰され、ぷ〜はプルプルしながら奥へ連れて行かれました。
涙をいっぱいためて、主人にメールし家にも帰らず車でさまよいました。
なんで、ちゃんと見とかなかったんだろう・・・
飼い主失格だ・・・
私がタネを飲めばよかったのに・・・
順番抜かされてる場合じゃないじゃん・・・
色んな気持ちがグルグルして、お腹まで痛くなり渋々家に帰りました。
夕方まで寝込んで、恐る恐る電話をしてみると
明るい声で「内視鏡で取れましたよ〜!大きいタネ。ぷ〜ちゃん元気ですよ〜」
今にも笑い出しそうな雰囲気。
あ〜〜〜!!!良かった!!笑っちゃうほど元気なのね〜〜〜!!!
小躍りしそうになりながら、お迎えに行きました。
ぷ〜は私を見るなり、飛びつきそうになって元気いっぱい抱きしめあったりして・・・
先生は大きな桃のタネを私に渡しながら
「こんなん、飲んじゃいました・・・」
昔いた占い師のマネ??
写真は内視鏡の写真と、桃のタネ。
よくぞ元気になってくれました。