土曜日、クリスマスが一年で一番忙しいお仕事をしてるにもかかわらず、優しい上司に頂いた休日を堪能しようとまずはユウコと待ち合わせの天王寺へ。ナッティは1人きりのクリスマスイブ・イブである。
天王寺に到着、人込にもまれつつ待ち合わせのHoop前、目に飛び込んできたのは眩いばかりの光、イルミネーションゲート、通称アベナリエであった。
そしてユウコのプレゼントを買いにまずは、『ボッテガヴェネタ』へ。お目当ての代物はお財布であったが、お気に召すものが見当たらず。その後プラダ、ヴィトンとさすらうもコレと言ったものがみあたらずであった。
まあ僕的にハイブランドの魅力は良くわからず、ショップの4分の3は誰がこの作品にGOを出したのかふに落ちないものばかりである。
気を取り直して次はブーツを物色、かなりめ気に入ったモノが現れるも、つい先日ブーツを購入したばかり、結局お流れであった。そして次の目的地である中之島へ。
目指すは『光のルネサンス』去年に続き2度目である。大阪市役所前からスタート、去年は見るもの全て新鮮ですごくキレイに感じたが、あらためて2度目の今回、こんなもんか、であった。
たしかにキレイであるが、大体展開を知っているし、去年とほぼ変わらずであった。逆に学生が制作したアートの方がひかれるものがった。
キレイな作品をチラ見つつ、世界各国の屋台のブースで買い喰い、餃子やピザなど現地人が作るその味は、屋台でこの味がとびっくりするほど絶品であった。
腹ごしらえを終え、今回のメイン、去年見逃した『ウォールタペストリー』を見に行った。築100年を超える大阪府立中之島図書館正面をスクリーンにして映し出される作品である。
重低音のきいた音楽にあわせ映像が動き、シャボン玉など全てが素晴らしかった。幻想的で立体感がある映像はすごく、ラスベガスで見たべラッジオの噴水にも、勝るとも劣らずのど迫力であった。
プレゼントは手に入らぬも、帳消しにするほど感動し脳裏に焼きついた。ナッティには申し訳ないが、鳴き声のない夫婦水いらずでクリスマスを堪能した。凱旋後怒りか歓迎か怒涛の鳴き声でお出迎えであった。
来年こそ家族ぐるみでイルミを堪能するとするか。