クリスマスイブの日曜日、昼過ぎに起床、ユウコと昨日一人ぼっちだったナッティを連れいつもの海ふれにお出かけした。もうすぐ正月休みで閉鎖される為、今年最後の海ふれである。
寒空の下秋ほどではないが、犬飼いや凧揚げの人が結構いた。芝は枯れ薄いベージュに染まった大地をナッティは嬉しそうに走った。
そしてさっそくランへ。今回は小型、フリーエリアともそこそこの入り、寒いにもかかわらず熱心な愛玩犬飼いが多かった。
ランに入るや否や小型犬達から熱烈なラブコール。普段はボールがトモダチのナッティも、クリスマスの衣装に着飾ったセレブ犬どもに目をつけられ逃げ回った。
シーズーの息の合ったカルテットやチワワ2人がかりの激しいマークにあうも、ロナウジーニョの如くヘラヘラ笑いながらキレのある動きで翻弄した。
次から次へと現れる小型犬はマジギレ威嚇かもであったが、勘違いのモテ女のナッティは嬉しそうに逃げ回った。今回も動きが激しく僕の携帯では撮れえられずであったが、嬉しそうなナッティに何よりであった。
今年もここによく通ったものであるが、こんなに楽しそうなナッティは初めてであった。昨日の留守番も逆に良かったのかもである。
最後だと感づいていたのかひっくり返るまで走り続けた。終わり良ければ全て良し、来年もこの笑顔を見たくで幾度となく通い、この笑顔を幾度となく拝むのであろう。
凱旋後カルフールに食材を買出し、チキン争奪戦に敗れるもパエリアやチーズなどを買って帰った。レストランでチキンライスを頼む機会すら恵まれなかった僕が、パエリアを喰らい、リッツにチーズのせて喰らう今宵である。
M1を見ながら腹一杯喰らった。あまりクリスマスとか縁がない家で育った僕であったが、大いにクリスマスイブを体感したクリスマスイブであった。