最近、ペットブームでペットが増える一方で、虐待や愛犬家殺人など、様々な事件がよくニュースに。
犬に限ればその容疑者の多くは、「犬嫌い」をきっかけに事件を起こしたケースが多い。
元「犬嫌い」だった僕が、「犬嫌い」の視点で、なぜ嫌い、また犯行に及んだのかを検証してみた。
その1)犬の糞だ!少年の頃、遊んでいて道端の糞を踏んだものなら、
友達や女子に、その時点からバイキン扱い。
付着したのは靴の裏なのに、全身が汚いもの扱いをその日1日される。
傷つきやすい少年の時期、友達や好きな子を含む女子達からの、ウンコ野郎扱いはショックだった。
このケースの場合、犬は人間に対し何らかの恨み抱き、糞を踏む地点を逆算し、計画的に道端に排便したのだろうか?
いや違う!いつも排便するお気に入りポイントはあれど、犬が故意に犯行に及ぶ事はありえない。
悪いのは糞の後始末をしなかった飼い主、つまり人間である。
その2)鳴き声だ!隣の犬がうるさいから事件にというケースも多い。
しかし、このケース場合犬が、暴走族や奈良のフトン叩きの大音量騒音ババアのように、社会や近隣住民に対し、不満をぶつけたのだろうか?
いや違う!たしかに犬が吠えるのは、威嚇、欲求、ストレスや無駄吠えなど、自分勝手なものも考えられるが、吠える相手は飼い主だし、
しつければ治るし、悪いのは、住宅環境を考えず犬を飼い、防音対策などとらなかった飼い主、やはり人間である。
その他にも色々あるが、犬自身に罪はなく嫌われているケースが多い。
それなのに虐待しても、何の解決にもならないし、マナーの悪い飼い主に文句を言った方が、絶対にいいであろう。
そして僕もそうだが飼い主側も、世の中には、「犬嫌い」の人が多く存在する事を、忘れてはならない。