最近、ナッティの様子がおかしい。猫にとりつかれたように猫化しているのである。
事例としては、以前ならしつこいぐらい噛んで放さなかった犬のオモチャである『歯磨きロープ』より、
猫のオモチャである、『鈴入りプラボール』の方を好んで選択し遊ぶのである。
しかもプラボールをくわえるのではなく、猫のように前足でコロリコロリ転がして遊ぶのである。いずれ飽きるであろうが。
次に変わった猫化現象は、写真右のようにソファーの背もたれの上などに乗り歩く行為である。
以前から出窓の上に乗りたがったりはあったが、基本的に犬は高所恐怖症である。上から目線で何かメッセージを伝えたいのであろうか?
そして寒さに強い犬なのに、日なたやエアコンの熱風の角度を計算したポジショニングは絶妙である。
お散歩の途中、猫飼い宅の玄関先に置かれたキャットフードを喰らいに行ったりと謎は深まるばかりである。
しかし!猫よけの水入りペットボトルには無反応であった。
猫化の原因として考えられるのは、以前に猫に追いかけられた事と、BBQの時に僕の目を盗んでサンマを喰らった事ぐらいである。
ナッティを飼いだして2年近くが過ぎ、いろいろな事がわかってきたつもりであったが、まだまだ未解決な事があるようである。犬は本当に奥深い生き物である。
ナッティ、やっぱ高いの怖いのかよ!