世界では知らない人が声をかけてきて人☆コミュニケーションする事はあまり珍しくもないが、日本では知らない人との敷居は高い。
関西のおばちゃんは別として、知らない人が声をかけてくるのは大体が怪しい人物であり、子供の頃は相手にしないよう教えられたものである。
僕一人でいると声はかけられない。しかし、ナッティとお散歩していると様々な知らない人から声をかけられる。
僕はマイケルのように子供達から好かれるような『スーパースター』ではないが、気が付くと子供達に囲まれている事がしばしばである。
そう、ナッティが僕と子供たちとの出会いを演出したのである。子供たちにはナッティを通じ、生き物の良さを学習してほしいものである。
僕は平井堅のように男性までも夢中にさせてしまう『ポップスター』じゃないけれど、ナッティとお散歩中、同年代の知らない男性から声をかけられる事もしばしばである。
以前ナッティと二人、ユウコの帰りを駅前で待ち伏せしていると、客引きの二人組のホスト山下と亀梨(仮名)が接触してきた。「うわービーグルちゃんカワイイ〜、ホラ、ホラ」とひきまくる亀梨に訴える山下。
お下品な勝負服の汚れやムシキングヘヤーの乱れも気にせず、ナッティとふれあい、「うわぁマジかわいい、な、な」とひきまくる亀梨に訴える山下。
服装、髪型そして女性に夢を売る職業、何一つ接点のない僕と山下をナッティがめぐりあわせたのである。
ナッティを通じ、ナッティに接するように女性にやさしく接し、女性を金や物と考えず、命ある人間であることを学習してほしいものである。
僕は氷川きよしのようにおじ様までもとりこにしてしまう『演歌界の新星』ではないけれど、知らないおじ様に声をかけられる事もしばしばである。
口笛を吹いたり、ナッティに話しかけたりした後、僕に声をかけるケースが多い。1度チャンピオンビーグル飼いに交配を頼まれ、家まで教えられた事もあった。
この場合もナッティが僕とおじ様方との出会うきっかけをつくったのである。ナッティを通じ若者(?)文化を学んでほしいものである。
ナッティとのお散歩はナッティの世界が広がるだけでなく、僕の世界や存在も広がっているのである。
ナッティの存在感が大きい為、僕1人で歩いていると気づかれない事もしばしばである。ポチたまで『まさお』を連れて旅を続ける松本の心境である。
少しさみしい気もするが、世界に名の知れたひきこもりの著名人より、よく見かける名も無きビーグル飼いで結構である。
ナッティを通じ僕は出会う可能性が無限に広がった。大げさかもと思うかもであるが、今このブログを見てるあなたとも、ナッティきっかけで僕と軽くお知りあってるわけですから。
ナッティ、君の人気がうらやましい。