二日目、元旦が悪天候の予報の為、2005年最後の日の出を見に行く予定であったが、起きるとカーテンの向こうに光が・・・。
寝過ごしたがまだ朝の8時、つくづく早寝は3文のお得と実感である。
前日の夕方、ナッティと電動チャリに乗ったユウコと3キロの山道をジョギングしたが、11時間の爆睡眠により疲れは消費されていた。
朝食のホテル食パンを一斤を完食後、腹をひっこめる為、午前のお散歩にと近くの公園と城跡の250メートルのお山を登山。
山頂からの景色は、神戸六甲の夜景に勝るとも劣らずの絶景であった。
空腹でフラフラになって実家に帰ると、ユウコのお父様ご自慢のBBQ小屋から炭火が!
今回も霜ぷり和牛のとれる町ならではの和牛祭りである。腰抜けのライオンちゃんがメリケン牛の輸入再開したが、ここでは遠い国の話である。
僕は和牛を買うことはためらっても、喰うことは拒まずである。昼間からビールを飲んだくれ、満腹中枢を麻痺させながらも焼いて喰らってをくりかえした。
またしても一杯になったお腹をひっこめる為、今回目的の1つであったお庭掃除をユウコと開始。
樹海のごとく荒れ果てたお庭をお片づけし、みかんの木を記念樹として植え、あわよくばドッグランを作ろうともくろんでいた。
今回、岐阜県から帰省していたユウコの弟、『TETUーZ』も参加。スノボ、お料理、車の整備、DJなど何でもできる彼は、草刈り機をシャアのように使いこなした。僕はアナログの鎌で手作業である。作業開始一時間後、ユウコのお父様とお母様も参戦!家族ぐるみの共同作業である。
土地が広いのも良し悪しである。途中3時のビールを飲みドランクモンキーのごとくがんばるも、3分の2近くを終えたところで日没、残りは来年に持ち越しである。
大晦日のディナーは『てっちり』であった。またビールを飲み、ふぐ雑炊をすすりながらK-1とプライドをテレビで観戦した。
手土産にお庭いじりと大活躍の僕は、この家の市民権を得たかのように、テレビのリモコンをはなさなかった。ナッティも実家の人々や家にかなりなじんだようである。しかし吠える看板犬ハナだけは苦手のようである。
共同作業によって家族の絆は深くなっていくのである。来年もがんばるぞ。