大晦日の夜と言えば、毎年カウントダウンパーティーやイベントに参加していたものである。
が、ここ数年東京、三重と関西を離れて人様のお家で年越しを迎えている。
今年もTETU−Zが作ってくれたバカうまい海老ちゃんソバを喰らいながら、バカ殿様風にご入場した須藤元気を山本KIDがKOしたのを見てすぐ眠りについた。
早朝、雨が降っていたが起床した8時には太陽がキラリッ。
餅を軽く喰らった後、ユウコとユウコのお父様とお母様そしてナッティを連れて、実家近くの有名な神宮に初詣に出かけた。
お車で30分ほどで到着直後、駐車場の係員にあきれ口調で「犬は境内には入れないですよ」と冷たく言い放たれる。神様は犬の願い事は聞かぬのかと、新年早々落胆でションボリである。
しかし入り口付近で預かってくれる場所があるらしいのでとりあえず行ってみた。
入り口付近で見わたすも預かってくれそうな場所は見当たらず。しかたなく大きな由緒ある神宮ならではの専属の守衛室に聞いてみると、なんとそこで無料で預かってくれるらしい。
不安ながらもナッティを預けて参拝道を突き進んだ。そこに現れた看板は…順路の→先には御手洗いの文字が…?本殿にいく前にトイレに?それはご親切なお気遣いであるが、別に行きたくもなかったのでショートカットして行った。
古い大木が並ぶ長い参拝道の奥には・・・小さな小屋が2つ…。これが由緒ある神宮かと不安もよぎったが、デカさや豪華さなんて関係ない!きっとこういった場所にこそ神力は宿るのである。
参拝を終え、帰る途中、行く途中に見た御手洗いへ。しかしそこは…
キレイな小川であった。ここでおしっこりんやうんこりんを?そこで31歳にして初めて知った。この小川で手を洗ってから参拝するのである。
ナッティは無事良い子で待ってるのであろうかと、足早に入り口付近に戻ると守衛室前に人だかりが…。
近づくと「戌年だから犬がいる」と人々がザワザワ。そして守衛室の窓から顔を出し、落ち着き無くご主人様を待つナッティが!子供たちは大喜びである。見事神社の看板犬を勤めたナッティを連れて実家へと帰った。
帰ってビールとおせちを喰らった後、お庭掃除の続きを再開した。ビールを飲みながら日没までがんばった結果、荒れ果てた樹海が見違えるほどキレイになった。
ミカンの木とドッグランはできなかったが、また春先に芝を植え、夏には囲いを作れたらと野望は膨らむばかりであった。
元旦ディナーは巻き寿司大会であった。またビールを飲んで、早々と眠りについた。
夕方ハナとナッティは一緒にお散歩して楽しそうに走るも、家に帰ると仲の悪いままであった。外飼いだと仲良くなるのであろうか。