日曜日、朝からご近所でのお買い物を終えた後、昼前からユウコとナッティを連れて2日連続となる『海ふれ』に行った。
犬見知りがマシになり、犬同士楽しそうに遊ぶナッティを一目見ようと、孫の成長を見守るおじいのように、つい見たくなるこの頃である。
昨日に引き続きフリスビーの大会が行われており、お天気も良いせいか犬連れも多く見られた。
まずはナッティが大喜びの小型犬エリアにご入場!大盛り上がりのフリーエリアに比べ犬の数は少ないが、初めてランにおびえるチワワなどを追い回した。
しばらく小型犬達と楽しそうに追いかけっこしていると、背後から怪しい影が…。ナッティを誘う背後霊のように、金網ごしにじっとこちらをうらめしそうに見ているビーグルが…。お誘いであろうか。
誘惑に誘われフリーエリアを覗いてみると、サヨナラホームランを打ったヒーローの選手をホームベース上で迎えるが如く、入り口付近はご入場を待ち構える犬でごったがえしていた。
こんな状況でナッティをホームインさせると、優勝決定時の如く胴上げされかねないと判断、とりあえず抱きかかえ真ん中辺りで放してやった。
犬の群れから離れたところにいる犬と少しづつならしていった。人年齢で言うと24.5歳になるのに、手のかかる犬である。においにおわれをくり返し、少しずつ心を開いていった。
飼い主さんのご協力もあって、こんなどデカいレオベルにも興味深げにクンクンである。ほどよくなれた頃に走り出したが、ほとんどの犬がナッティより足が速く、走り出してもすぐに捕らえられ追いかけっこが成立しない…。
だんだんとションボリと雲行きがあやしくなり、自ら小型犬エリアの柵に手をかけて異動を直訴、許可してやった。
先ほどまでの逃げ腰がウソのように、ご入場と同時にお洋服を着飾った小型愛玩犬を追い回した。
この日は際立った存在の犬飼いや犬はおらず、小型犬エリアでもオモチャで遊ぶ犬より、犬同士遊ばせる派が過半数を占め、ナッティも実に居心地が良かった。
この2日間、多くの犬に出会い、においそして走った。ウイルソンと遊ぶのも忘れて遊んだ。海の側なんで風が強く極寒であるが、また来よう。