土曜日朝10時から、m-flo、LISA、SOUL’d OUTなどが参加するイベント“GROOVE COASTER -ARTIMAGE NIGHT in Osaka 2006”のチケットをとる為、お仕事の僕を除くナッティとユウコは電話攻勢、見事勝ち取った。
せっかく取ったチケットであったが、ペット同伴不可の音楽イベントである。当日はお留守番である。
そして夕方家近の電気屋で、以前からユウコがご購入を熱望していた『iPod』をご購入、早速イベントに参加するアーティストのCDを片っぱしからレンタルして帰った。
アナログ人間の僕は、電気屋の説明もついて行くのすら大変であった。やや覚醒しつつあるニュータイプのユウコは、苦戦しながらもララーのように使いこなした。
文明の流れをおおい感じた。驚いたのは小ささや軽量化もそうであるが、何といっても録音時間のスピードである。
時間に追われる現代人にとってそれは何よりも良い事かもだが、テープの時代から生きてきた僕には、少し楽しみが減ったようなきがした。
CDをレンタルする時から始まる、曲調や流れを考え曲順を編成したりのワクワク感を体感する事は無くなった。
さかのぼれば少年時代、家族一丸となってテレビ前で息を止め、歌番組をラジカセで録音してたあの頃はもう遠い昔である。当時はクシャミなどを我慢し、早く便利な新しい物ができないかと待ちわびたものである。
しかし、新しい物が生まれると古い使いにくい物が良く思えるのは人間のわがままなのであろうか。
もしこの先、犬にとって魅力的でなおかつ不死身の犬★オモチャが発明された時が来たら、秒殺で壊れる今の犬★オモチャがブリキのオモチャのように価値がでるのであろうか。
いや、それはないな…。
ナッティ、オヤツやオモチャじゃないよ。