土曜日僕はお仕事、ナッティは午前中雨の中をユウコと家近をお散歩。その後ユウコはドロドロのナッティをまたお風呂に入れた後、春服を求めて梅田へと行っていた。
僕の仕事帰りに少し遅れて、戦利品を掲げご生還である。ペット、子供、そしてこの世代の女性のお洋服の市場は間違いなく買いである。
お散歩も済みなんで、ユウコとナッティを連れて耳洗浄をしてもらいに行きつけの動物病院に出かけた。
耳掃除はこまめにユウコがしているが、3ヶ月事にど素人には危険な奥の方までキレイに洗浄してもらうことにしている。
以前も書いたが、ナッティは動物病院が基本好きではないが、大物女優の如く気分次第で嫌の度合いが変わる。前回のワクチンの時はひどかった。
しかし今回たいした抵抗もなくご通院!診察台に乗ってシッポフリフリである。ユウコに言われ気づいた!前回の体温やお注射など嫌な思い出より、獣医にもらったおいしい食べ物の記憶が残っているのである。
コンディションもご機嫌もよろしいついでに、フィラリアの検査と健康診断を受ける事に。世の中犬も健康診断や犬ドックをうけ健康に気づかう今日である。
すぐに検査が始まり、聴診器やおケツで体温を計測も嫌がらずじっと耐え、終るごとにシッポをフリフリである。
血を抜く時もじっと耐え、終るとまたシッポをフリフリであった。しかし基本この病院は食べ物でつる行為をしないし、よっぽどの暴れ狂う犬に限り前回ナッティが食したおいしい物を出すそうである。
よくがんばったナッティに、こっそりポケットからオヤツを出し与えた。大嫌いな耳洗浄にもプルプル震えながらも耐え、終るとまたシッポをフリフリであった。
人間の女性も失恋などのストレスをおいしい物を喰らって忘れる人もいるが、おいしい物は嫌な事を忘れるほど動物にとって魅力的な物なのであろう。
スーパーに並ぶ食材はほとんど外国産の工業大国のわが国が、世界に誇る素晴らしいお料理の数々をうみだしたのは、もしかするとストレスがつくったのかもしれない。
ファンヒーターをやめエアコンで冬を越した効果か、ナッティのお耳は去年に比べ美しかった。おかげで電気代が2人暮らしとは思えない請求書がこの冬届いたが、ナッティが健康で何よりである。
嫌な思いの後はいい思いをと、ペットショップによって帰った。検査フルコースを選択した為、10日後ぐらいに検査結果が届くのが待ち遠しいものである。食欲や元気からいって健康だと思うが犬飼い心としては過剰に気づかうものである。
こういった時だけ、落ち着き無くしつこくとも健康だけを望む僕は、ズルい男である。