日曜日、大阪ドームで開催されていた『ペット王国2006』にユウコとナッティを連れてお出かけした。
去年も参加したこのイベントはペット企業のブースがひしめき、販売は無いが新商品の紹介、そして何よりサンプルの配布である。
そしてショップのブースも激安さをしのぎあい、ドッグショーをも上回る価格破壊である。
僕が以前仕事中に発見した、4台しかスペースがない激安駐車場に車を止め、その近くの公園でおしっこりん、川沿いでうんこりんと去年と全く同じ過程で大阪ドームにご到着であった。
去年に比べ入り口までの行列は無いものの、入場するとブースがひしめくグラウンドまでは大行列、人込の中を落ち着き無きナッティをしかたなく抱っこちゃんである。
周囲からはチワワやポメと違い、大きなナッティが抱かれている姿に失笑がこぼれ、子供は素直に「あの犬おっきいのに抱っこされてるぅ」と声を出し指を刺し、馴れ馴れしい関西のオバちゃんからは「にいちゃん大変やな〜」などと励ましのお言葉を頂いた。
背汗じんわりとTシャツと密着し始める頃ようやく会場にご到着であった。場内は意外と人も犬も多いものの、通路がデカ為落ち着き無いナッティでも肩で風切り大行進であった。
しかし今年は去年と違い大企業ほどサンプルをケチり、期待はずれであった。少なくとも入場料を払って入ったからにはと、一通りサンプルを貰い歩いた。
続いてペットショップのブースでお買い物である。まず去年も買ったのだが、プロの消臭剤の詰め替え6つとおケツフキムースとウエットテッシュ70×3で1,000円でゲット!
さらにお店のオヤジがこれは気持ち、とユウコの好きなハーブの詰め替えをそっとカバンに入れてくれた。続いてウンチ袋のポイ太君が50枚入りがナント100円!1000円分買い占めた。
あとココナッツのシャンプーが普通どこでも1200円のものが300円など次々とマイケル買いであった。
パンパンになったリュックを背負い両手には袋を4つ持ち、罰ゲームのようなスタイルで進軍を続けた。
ユウコの手作り弁当を食べた後、試食三昧のナッティに運動をとドッグランへ。レフトフェンスの裏に仮設されたドッグランは、バカデカい大阪ドームに反比例した、砂場2個分の敷地であった。
中ではお洋服をお召しの小型愛玩犬達をリード着のまま、片手にオヤツでアジやボール遊びなどをさせていた。犬同士遊ばせる文化は無いようであった。
そんな平和ボケしたランをブチ壊すが如く、全裸のビーグル番長は次々と追い回した。途中1人でしかも狭苦しいランを全速で駆け出した。
そんなナッティの走る姿に心を打たれたのか、パピヨンが賛同しナッティを追いかけ出した。最初は場違いなビーグルに引き気味だった飼い主達も、笑い声とある意味カワイイといった発言も聞かれた。
それぞれの犬がそれぞれすばらしいものを持ちえるのである。We are the gifted wan!である。
小型犬達がビビって上ってこれない場所で得意げであった。
脱走を2回もしながらも立ち去ろうとすると、後ろ髪ひかれ居座ろうと未練タラリのナッティを連れて次の目的へ。
向かった先はユウコが今回一番に楽しみにしていた、川原亜矢子のトークショーである。
前の方に陣取り待つこと数分、ご登場した川原亜矢子はスタイルが素晴らしく、手足が地球外的生物の長さであった。さすが元スーパーモデルである。
しかしトークの内容は最初こそ愛犬の病気の話でグッとくるも、スポンサーそして自らもCMに出ている犬★保険に入っておけば・・・という展開にアメリカの通販かよ!と心から思った。
誰もがトークに熱中するなか、ナッティは1人川原亜矢子におケツを向け、不敵な笑みを浮かべる次第であった。トークショーが終わり、会場を後にした。
戦利品は明日更新するとしよう。やっぱりナッティを連れて3人でお出かけが何よりであった。