土曜日、バーゲン初日ディアモでマイケル買い倒し、凱旋したユウコの戦利品ファッションショーを見終えた仕事帰りの僕は、明日のマイケルを夢見心地でお風呂後、ナッティのお散歩に出かけた。
近頃、年度末公園に子供が消え犬飼いの聖地になりつつありが、せっかくの週末なんで走る犬を求めて河川敷きへと向かった。年度末公園の移り変わりはまた更新するとしよう。
雨上がりの夕方、河川敷きには犬飼いばかりで、のべ50匹ワンちゃんぐらいと遭遇、放飼いの犬はあれど走る気配なし。
ナッティはソプラノの鳴き声で誘惑するも、知らんぷりの老犬や吠えかかってくる小型犬ばかりであった。
ナッティはしかたなくシャドー追いかけっこを1匹で楽しんでいた。すると少しはなれたところで芝を嬉しそうにクンクン、テンションハイでひっくり返り背中をこすりつけてはクンクンをくり返した。
不審に思い呼び戻し僕がナッティの背中をクンクン、その瞬間信じられない激臭が僕の鼻の両穴を突ききぬけた。
僕は食した事は無いが、鮒寿司の匂いとはこんな感じではと思わせる魚類の腐乱臭がナッティの背中を包み込んでいた。
ナッティはご機嫌である。犬は本当に鼻が良いのであろうか。大好きな食べ物の匂いだから身につけたいのかもである。しかしせめてバニラとかイチゴなどにしてほしいものである。
10匹ぐらいの犬コミュニティーが盛り上がっているも、鮒臭漂うナッティを近づけるのは末恐ろしく、足早に立ち去った。
帰りの道中、わが町のプチコリアにある韓国食材屋さんにより、おキム買って帰った。様々な物珍しい食材の匂いに、ナッティは背中に刻み込みたかったのであろうか。
その後ペットショップに立ち寄り、犬★香水のサンプルをふりかけ鮒臭を消し去った。結局その後ペットショップを2軒ハシゴし、豚耳のスライスと犬★パンを買って帰った。
しかしあまり豚ばかりあげてると、生で豚と遭遇した時、背中をこすりつけ挨拶するかもである。