日曜日、朝6時に起床しナッティに朝ご飯を与えいつも通り2度寝、しかし奇跡的にも7時過ぎに再び起床、ユウコとナッティを連れ、初めてしおり通りの8時にフライト、向かう先はもちろんピノ川である。
道中道もスキスキで、1時間20分でいつもの川原に到着、ナッティはさすがに昨日のハチとのランでお疲れの様子であった。
恒例の道の駅では桃、ぶどうそしてナシをご購入、フルーツを通じて感じるのは、夏の終わりは近いようである。
前日に雨が降ったらしく、川は濁り流れが速く、「近づかないで下さい」の放送がくり返し流れた。いつも人は少ないがこの日は貸切であった。
そして懸命の注意の放送も上の空の人が、川をナメて泳ぎ水難事故にあうのであろう。と言いつつナッティは流れ緩やかな端の方で自ら水遊び、暑さからか泳ぎに目覚めたのか進んで川にダイブした。
流れの速い真ん中に行かぬよう、犬★ボールを投げ、ナッティは貝を採る海女さんのようにくり返し犬★ボールを泳ぎ採取した。
そしてBBQのランチを終えお昼寝の時間、ナッティは1人ソワソワ、落ち着きなく過ごした。
わずか半時間のお昼寝であったが、びっくりするほどスッキリ、水辺の涼しさやマイナスイオンのおかげであろうか、実に気持ちよく癒された時間であった。
そしてモクモクと白い大入道君が現れ、少しづつ雲行きが…。山の天気は移り気多くである。
撤収前、未練ややり残した感をしぼり出すかのように、おしっこりんを済ませ、ピノ川を後にした。
帰りの車内、川では全くをもって落ち着きなく過ごしたナッティもさすがに疲れたのか、車に乗り込むなりグッタリであった。
後何回行けるかわからないが、時間の許す限りまた足を運ぼうと思う。何だかんだ言っても去年同様、ナッティの夏休みの絵日記は、川ばかりのようである。
本当に大体毎回同じメンバーで、同じ場所で同じ行為をくり返すだけの茶番劇であるが、毎回楽しくそして癒され、また来ようと思う。
ナッティや僕にとって大きなサメの現れないただの川は、USJより魅力的なアトラクションなのである。水難事故に気をつけつつ、残り少ない絵日記も川でうめるとしよう。