土曜日、地元で開催された夏フェスに参戦した。僕にとっては今年最初で最後の夏フェスである。

お休みのユウコは開始前にタクシーで乗りつけ、僕はお仕事を早く切りあげ遅ればせながら会場にチャリを走らせた。ペット入場お断りの為、ナッティはお留守番である。

出演順は当日発表、僕が今回1番見たかった『真心ブラザース』がなんと１番で見れず、続く『吉井(元イエモン)』が終わって３番手のジェイクのウクレレにノッての僕は入場であった。

まずは腹ごしらえである。ケバブとチャーハンで炭水化物を摂取しつつ、生ビールをゴクり、ジェイクのウクレレもランチタイムに格好であった。

ハワイアンな雰囲気につつまれるも、ステージの後ろには、わが町のシンボルであるツインタワーがそびえ、低空飛行の飛行機や大きなフェエリーとワイキキとは程遠いわが町の港であるが、しばしリゾートな気分が味わえた。

そして続く『レミオロメン』、かなりの人気で、みんな口ずさんでいたが、僕はサビを知ってる曲がチラホラ程度、はっきり言うと興味なしであるが、生の演奏は良いものである。

そして続くは我らの『ＫＲＥＶＡ』である。ＫＲＥＶＡについては再三ご説明申し上げているが、金八先生の人と間違えられがちであるが、半分正解と思ってもらって結構である。

もちろん最前列を目指し進軍、ゴール狙えるポジショニングをとった。残念な事にＫＲＥＶＡファンはおらず、次のミスチルのファンが壮絶な争いをくり広げていた。

さすがに２万人を超える民の前で、酔っ払った輩はステージ上がりプレイすることはなかった。待つこと３０分過ぎ、僕は脱水症状でリタイア、食べる前に呑むは危険であった。

シートに戻ってお茶を飲み３分で復活、我らのＫＲＥＶＡを盛り上げる為、真ん中に再びポジショニングをとった。

そしてご登場！２０年前の渡辺美里のようなパーマネントに目を疑うような衣装、カゲキ 志茂田とスタイリストが一緒のようであった。いきなり『ＳＰＩＴＺ』とコラボ、その後も仲間をゾロゾロ呼び、そこそこ盛り上がった。

中でも僕が気になったのは『ＳＯＮＯＭＩ』が登場し、｢１人じゃないのよわかるでしょ！｣とくり返し念を押すように歌っていたが、１人では…。といった心の叫びとも受けとれた。

そしてミスチル、正直僕は興味なし。メンバーが何人なのかも良く知らないぼくであったが、桜井の熱唱や演奏に熱くなり、体を動かさずにはいられずエクササイ〜ズ！

 

夏フェスならではの光景である。鳴り響く爆音に僕の腹筋はこだました。

 

そして桜井の歌声は実に感情的で熱く、励まされ応援されてる感があった。

民生、ＳＰＩＴＺ、ＰＵＦＦＹと続き、フェスは終わりを告げた。そして帰ろうと会場を出たところでいきなり海から花火が！

 

数分、規模も小さいものであったが、目の前で打ち上げられる為、淀川の花火にも勝るとも劣らずであった。美しい花火もなんか夏の終わりを告げているようで、少し寂しかった。

 

今年の夏が終って何もしないようで何かしてた、何だかんだ夏フェスくれば、実際やっぱり楽しめた。

今年の夏が終って何も残らず全て忘れる、今日のKREVAだけは憶えとく、衣装、髪型も飲み込んで。あー　

 

３０を超える夫婦が自転車２人乗りで帰ったかどうかは想像に任せて、寝ぼけながらもナッティは大喜びでお出迎えであった。

今回の会場は、ゴミの島にある関西唯一の天然芝のイベント会場であるが、年３回の夏フェス以外は愛犬家に開放してほしいものである。来年こそ犬★フェスがわが町に来る事を願いつつ、眠りにつくとしよう。