ZUM ZUN NIGHTの酣で後にし、凱旋後すぐ就寝、数時間後にパッチリ目覚め向かった先は『ペット博2006』である。
昨年にあれだけツッコんでおきながらも、今回も家族ぐるみで参加、何だかんだ言っても犬連れで参加できる数少ないイベントである。
寝不足や疲れは全くをもって感じず、ライブのノリをそのままに会場であるインテックス大阪に馳せ参じた。
昼前に到着したが、駐車場は満車ばかり、結局かなり遠くの駐車場に誘導された。駐車してる多くの車は犬★ステッカーが貼られ、犬の鳴き声が鳴り響いた。
徒歩10分ぐらいで会場に到着、ものすごい人と犬であった。人、犬波にもまれつつご入場!ブースは年々減っているようであるが、人と犬は増加傾向のようである。
鶴橋の商店街のような熱気に包まれ、ZUM ZUN NIGHTに勝るとも劣らずの盛り上がりであった。
しかし昨年、一昨年に比べ有名店は軒並み撤退、盛り上がっているのは洋服販売ぐらいで、全裸主義のナッティは無縁であった。
結局ウエットティッシュの詰め替えのバケツ2個と、オヤツを購入しただけであった。
購入したいずれの代物も市販に比べ半額程度の超お買い得であったが、やはり駐車場代や入場料を考えると実際かるくボッタくられたくらいである。今回も見事にお買い得詐欺にみまわれ会場を後にした。
気になったのは生体販売の出店が増加しており、需要と供給のバランスに少し心配だと感じた。
新たに犬を飼いたくて買いたい飼い主人口と犬を売る業者の犬の数に開きがあるように思えるのは僕だけなのであろうか。
年間保健所によって処分される犬の数も増加しているらしいし、ブリーダーなど業者の飼育放棄などもよく耳にする。
一時のブームなどで消える物ならば最悪放棄、工場の閉鎖や別の事業に転じる事も出来るであろうが、犬は命ある生き物である。
生活の為とか業者は言うかもだけど、僕は素直に納得する事は出来ない。牛や豚などの肉を好んで喰らう僕が言うのもなんであるが、生きる為の食用でなく、人間様の都合で買ったり飼ったりだからであろうか。
そして僕たち飼い買う側も色々考えなくては…。とりあえず出来る事は当たり前であるが、ナッティをキチンと最後まで飼い、楽しい飼い主さんになる事である。
人、犬混みで疲れたのか、車に乗るとナッティはぐったりであったが、僕はレゲエソウルみなぎり未だ衰えず、次の目的地に向かった。そこでの場合はまた明日にでも。