僕が愛読しているカリスマグルメで知ったが、アレン・カー氏がお亡くなりになったようである。
彼は禁煙セラビーの著者であり、僕を含め世界中の喫煙者を救った偉人である。
タバコ産業からすれば脅威の営業妨害かもであるが、彼の本によっての禁煙成功者の僕としては神のような存在である。
1日50本近くタバコを吸っていた僕は、やめるキッカケと喫煙と禁煙の知識を彼の本から学んだ。
たかが禁煙かもであるが、子供の為なら死ねると豪語する同僚や友人はおれど、子供の為にタバコをやめることができない人が多く、喫煙者にとっての禁煙は死の恐怖よりも脅威なのかもしれない。
人の話をあまり聞かず、解読力の乏しいぼくであるが、喫煙により自身の健康の害だけでなく、僕の喫煙により副流煙や臭いなど他人に多大なるご迷惑を被っていた事を気づかされた。
彼の本意とはそれるかもであるが、身近な人に自分の都合で迷惑をかける行為に僕は禁煙を決意した。
命の恩人と言っても過言ではない。そして彼は肺ガンによって死をとげた。禁煙セラピーの著者である彼自身、結構な歳まで1日100近く喫煙していたヘビースモーカーであった。
最後は自らの死を持って喫煙の脅威を世界に知らしめたのかもしれない。
彼の死後も彼の本により、健康への危害、火事や交通事故の原因などを含めこの世で1番の死の要因であり、ポイ捨てなどの何一ついいことが無い喫煙行為に気づき、少しでも禁煙の成功者が増えてほしい、そう思う。
そして完全なる分煙社会、ポイ捨ての無い、煙の立たない世の中が実現してほしい、そう思う。
犬にとってもきっとそんな社会を待ち望んでいるのではなかろうか。