3つの目的の代物手に入れ、続いて向かって先は、『甲山公園』宝塚のお隣である西宮の高級住宅地の麓にある自然の山にある公園である。
関西の3大超高級住宅地である大阪の帝塚山、芦屋の六麓荘そして公園のお膝元には西宮の目神山があり、たしか柔ちゃんやキングカズも暮らしたセレブな町である。
公園はとてもゴミもなくキレイで自然と言えば自然であるが、手入れされた形跡もあまりなく、荒れたジャングルとも言える所も随所であった。
しかしトイレや広場、そして花が咲き誇る場所は整備されていて、年度末公園とは比べものにならない美しさとバカデカさであった。
人も犬も少なく、とても静かでナッティもさっそくお気に召した様子で、とりあえず展望台を目指した。
1キロ程歩くと展望台に到達、おそらく夜景はとてもキレイなのであろう。目の前に見下ろす大阪や神戸の街並みに、しばしお金持ち視線でセレブ気分であった。
下りは軽登山道を選択、ナッティはまた軽く暴走、先に進むと梅の花咲く広場に。
トリオで記念撮影、梅がとてもキレイでジャポニカ学習帳の表紙のようであった。
整備された噴水広場までの道は、アジアンガーデンと言った感じでどこか異国の風を感じた。結構な時間冒険したが、公園は本当に広く1日では玄関先程度であった。
そして運動の後は遅ればせながらのランチである。再び宝塚に戻り、向かった先は『しぇからしか』、阪神競馬場近くにある有名なラーメン店である。
店内はカウンター12席くらいの細長いお店で、ブルースが流れトンコツ臭ただよう男臭いお店であった。
正直最初はトンコツ臭で鼻がやられ、喰えるのか不安であったが、食べだすとどんどん味に引き込まれて行き、最後はスープがなくなるほど病みつきに。
味が薄いのに辛く、麺も固くちょっとと思ったが、だんだん癖になる食感へと変換であった。結局次々と入れ替わる満席の店内には、ユウコ以外全員が漢であった。
手土産にお散歩にラーメン、心も体も腹一杯になり宝塚を後にした。が、旅はまだ終らず、帰りの道中『海ふれ』寄り道、宝塚で全く犬★コミュニケーションできなかった無念を晴らす為である。
車内ではグッタリであったが、潮の匂いに反応したのか海ふれに近づくとナッティはハコ乗りであった。
到着してさっそく小型犬エリアへ。洋服着用率100%のラン内で、全裸のナッティはモテモテ、次々と現れる小型犬達に追いかけられ逃げる様は、小型犬どもを引き連れて走る暴走族のヘッドのようにも見えた。
パーティーは続くもさすがに移動疲れからかナッティはバテバテ、ひっくり返って背中をこすりつけて限界をアピールであった。
仕上げに公園をゆっくりお散歩、前回レモンビーグルのテリー君と出会った場所でまた違うビーグルと遭遇、名を聞き忘れたが5歳ながらマッチョ、聞けば走らせ続けているとの事、どう見ても3歳ぐらいにしか見えなかった。
お宝塚を嗅ぎ嗅がれつをくり返し、少しづつ心を開いていった。とても充実した一日であった。飼い主犬共々大満足な休日であった。
さて、次はどんなローリング伝説が待っているのであろうか。