ど平日の休前日が運悪く会社の昇給&昇進試験の打ち上げにあたり、全くの無関係ながらもお付き合いであった。
会場の居酒屋に到着、普段話したことのない人や、普段話したことない会話に花が咲き、意外なところに犬飼いや犬好きが灯台下暮らし、しかし犬を連れてのお出かけなどやり過ぎと言った意見が大半であった。
そして何より肩身の狭い思いをしいられたのは、喫煙者が多く、僕はあぶり出された。この一夜で僕の鼻毛は驚異的な育毛を果たしたであろう。
煙が嫌なら飲み会に来るなと言った厳しいお言葉や、煙たがる僕を喫煙者どもは煙たがり、神経質になりすぎと僕を病気扱いであった。
煙が非常に不快で異常に気になる僕が病気なのか、タバコを吸い続けないと飲み会すら楽しめない喫煙者が病気なのか、僕は医者じゃないので判断しかねるが、子供達の前でも同じことが言えるのであろうか。
帰りの電車、大好きな洋服にしみつたタバコ臭に、空しさすら感じられた。クリーニング代も間接的な被害である。
神聖なるわが領土に凱旋し、海外旅行帰りのようにやっぱり我が家が一番だと強く思った。アイルランドのように煙の立たない酒場で、飲み明かしたいものである。