先週の土曜日、“納車”の日であった。本やネットでの情報収集、試乗や見積もりなど体を使って探し選んだからか、本当に心からの待ちであった。
今回の車購入にあたって、車好きの方の気持ちも大きく理解した。購入が決まってからと言うもの、ホンDのショップの前を通るたびにニヤニヤ、ごく限られたエリアであるが、ショップの位置を完璧に覚えてしまった。
購入した同じ車種が走っているのや止まっているのを見ると、食い入るようにガンを飛ばした。そんなこんなで土曜日を迎えた。
旧愛車の最後のラン、ディーラーまでの道のりは少しさみしい気もしたが、それよりも新車に対しての気持ちのほうが大爆発であった。後付であるが10年もの間、良くやった、と旧愛車に対しねぎらいの言葉を送るとしよう。
車を購入するにあたってディーラーの良さもわかった。やはり愛する自社の車であるし、何よりもその車の事を理解し、大切にする心は誰にも負けない、と言った思いを店全体から感じ取れた。
キクチは最後までマメで、至れり尽くせりであった。僕は日や天気にこだわりは無かったが、大半が日どりを選んだり、記念撮影など披露宴に匹敵する大イベントのようである。
僕的にそこまで大げにはであるが、良い思い出にはなった。また点検や意外と安いオイル交換などここを訪れるとしよう。
帰りの道中や凱旋後、様々な驚きと発見があった。10年前の旧愛車とかなり違いタイムスリップしたかのようであった。
メーター類はデジタル化が進み、灰皿やシガーライターなどが無くなり、コンセントのような物が付けられていた。そして新車臭がかなり控えめであった。
ボデーもバンパーなどがどこまで?みたいな曖昧なデザイン、素材も水垢などが付着しにくいものとなり、隙間などがなく洗車しやすいつくりとなっていた。
いずれこの車も古くさく感じる時が来るのであろうが、大切に長く乗れるようアレコレとするとしよう。さて、このライドで家族ぐるみでまたさすらうとしよう。