近頃、家族ぐるみで週4日ペースで健康とスタイル維持向上の為、出来れば2時間弱のウォーキングを心がけている。毎日日替わり気の向くままに西へ東へ歩き回っては足に乳酸を溜め込んでいる。
土曜日も、仕事から凱旋後の夕方、駅近25分のクロスカントリー山公園にトリオでお散歩であった。毎朝通勤の為の徒歩25分は苦痛かもだが、トリオでのお散歩は楽しいお出かけである。
ナッティは半自然のこの公園が何より大好きなようで、実際40分ぐらい、反自然のアスファルトの道中はノラりクラりであるが、公園に前足を踏み入れるなり気が狂ったように1人で駆け出しては泣き笑いである。
心臓チョイ破りの上り坂はふくらはぎにくるものがあるが、ついつい足が向いちまうのもその笑顔見たさなのであろう。そしてアフターのこれまた近頃ユウコがハマッている、手の込んだ料理がより美味しく頂けて何よりである。
たかが歩くだけのウォーキングと言えどステージは交通戦争の最前線、危険をともなう格闘技である。僕はリーダーとしてなるべく大きな歩道があるコースを確保する事に目をギラつかせている。
ユウコは何事も形からIN、お散歩着もカジュアルな物から、吸水性の優れたスポーツウェアを大人買い、足元はスニーカーからウォーキングシューズである。
実際長時間のアスファルトは足を酷使するし、靴の違いでずい分と変わるものである。長いお散歩に出るたびに、土のありがたみが身にしみ、芝の感触の心地よさがよりわかった。
僕ら人間はクツやお風呂など痛みや疲れをやわらげる事は出来るが、犬は出来ない。パウクリンやパウケアなどで肉球を保護するも、足裏はアロエの如くガサガサである。
土や芝のありがたさは、犬が一番知っているのかもである。犬用のウォーキングシューズがあるのかもであるが、なるべく土や芝の道を歩かせてやりたいものである。
だからと言って一番身近な家の中から、と土足にして芝や土をなんて無理なんで、せめて今週末はスベランワンワックスでもかけるとしよう。