朝一番に病院に行ってきました。
・・・結果「現時点では不明。」です。
リリィを診察台に乗せ、獣医による触診が始まります。
この獣医は腫瘍を得意としていて、動物の大学病院で腫瘍科のスタッフだったこともあるとのこと。
その獣医は、まず「脂肪腫では無い」と言いました。
脂肪腫は皮膚と筋肉の間に出来るらしいのですが
リリィに出来ているしこりは筋肉に出来ているとのこと。
また私は目の前が真っ暗になりました。
細胞診をするために、昨夜と同じく、またリリィに針が刺されます。
リリィは吠えることなくじっとしています。
短時間で結果が出る検査と結果が出るまでに30分ほど時間を要する検査があり
短時間の方は悪い細胞は何もありませんでした。
あとは短時間の検査より詳細に結果が判明する30分時間を要する検査の結果待ちです。
・・・・結果が出ました。
いま分かる範囲ではガン細胞は居ない。
・・・ただ、正体不明の細胞が10%程度の割合で存在しているとのこと。
専門機関に細胞を送って、この正体不明の細胞が何なのか判明させたほうがいいとの獣医の言葉。
迷うことなく検査をお願いします。
すると。。。鉛筆ぐらいの太さの器具が出されました。
こんな太いのをリリィに刺すのか・・・・。刺さなくてはいけないのか・・・。
麻酔を掛けずにリリィに刺します。
・・・・・リリィは心の底から泣いていたと思います。
今まで、リリィは病院で点滴をしても注射をしても吠えることは一切ありませんでした。
いつも、とてもおとなしい子なのです。
そのリリィがギャンギャン吠えている。泣いているのです。
・・・・・・夫がこの場に立ち会っていたのですが、彼もきっと心の中で泣いていたんだと思います。
検査結果は来週の月曜日か火曜日に判明します。
病院に行った後は、私はどうしても仕事に行かなくてはならず
リリィを夫に任せて会社に来たものの、同僚曰く、「顔面蒼白・目はうつろ」だったようです。
いま、こうやって書いていても泣いてしまいそうです。
でも、リリィは食欲もあるし元気なんです。普段のリリィと何も変わりはありません。
結果も出ていないのに泣いてしまうわけにはいきません。
今から笑って家に帰ってリリィを抱きしめて、いつものようにお帰りのキスをして
一緒に遊ぼうと思います。
本当ならコメントをいただいた方々にお返事するべきなんですが
どうしても今は気持ちに余裕が無くお返事が書けません。
本当にごめんなさい。