リリィさんと生活するうえで、とても都合の良いコマンドがある。
それは・・・「どいて。」
リリィさん移動コマンドである。
リリィさんは場所問わず寝転がってセクシィポーズを決めているので、
通行に邪魔になるときがある。
しかし、 面倒くさがり屋 スパルタ飼い主夫婦はわざわざリリィさんをよけて通ることはしない。
「どいて。」と声をかけ、リリィさんがその場を離れるのを待つ。
リリィさんも「どいて」の正しい意味を理解したようで
寝転がっていようが、立っていようが、座っていようが、その場から立ち去るのである。
さてさて・・・先程の話。。。
リリィさんが、私がいつも座っている場所で寝ていた。
私はテレビを見るときはいつもその場所に座って見ているので、
寝ているリリィさんに向かって例のコマンド「どいて」と声をかけた。
リリィさんは目を開けたものの、その場から立ち去ろうとはしない。
もう一度、声をかけた。
「どいて。」
すると、よっこらしょと立ち上がり・・・・
テーブルの下へ移動したリリィさん。
そして、私がリリィさんが寝ていた場所にどっこらしょと座ったのだが・・・・。
それを一部始終見ていた夫、ジュンさん。
「オマエ、鬼やな・・・。リリィ、寝てたやん・・・。」
さっそく、リリィさんへの愛を感じる言葉を発する。
ええねん、ええねん。
リリィみたいなお調子者は厳しくいっとかんとあかんねんて。
それも、愛やで、愛。
・・・・・と、いいつつも・・・・
ソファーに座っていたとか、通行するのに邪魔なところでいたのならともかく
自分の居場所を確保するために寝ていたリリィさんを起こして移動させたのは
少々悪いことをしたような気になった私。
リリィさんを自分の元へ呼び、撫でてやろうと思った。
こういう場面でもあくまで自分からは動かない、ぐうたらキチ。
「リリィ〜おいで〜」
一向に近づいてこないリリィさん。
「リリィ〜。ここへおいで。」
来ない。
「リリィ!来いって言うてるやろ〜!」
ようやく、またしてもよっこらしょという動きで近づいてきた。
・・・・・・・リリィさん・・・そこに愛はあるのか・・・?
愛にはいろんな形がある。
リリィさんを労わるのも愛。
リリィさんを厳しく教育するのも愛。
リリィさんがオナラをした直後、私にお尻をくっつけて寝るのも・・・
きっと、愛。
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