食いしん坊ビーグルの拾い食い日記

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ゴッティ☆プロフェッサー(飼い主)

ナッティ★プロフェッサー(♀) 03.11.13 岐阜県生まれ    大阪在住 現在8.9キロ

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Jul 31, 2007
はじまりの合図

土曜日、ユウコとりんくうプレミアムアウトレットへお買い物&花火もどきを見にお出かけ、花火の音が大嫌いなナッティはお留守番であった。

 

仔犬時代は全くであったが、カミナリや花火に恐れるこの頃である。人間同様幼い頃は怖い物知らずで、歳を重ねるごとに怖い物がわき出てくるのであろうか。まあ、人間の何倍もの聴覚に響く爆音は、耳にやきつくのであろう。

 

アウトレットモールに到着しさっそく手分けしてお買い物、この日の僕の獲物は特に無く、1店舗、1店舗じっくりと物色であった。

 

この日は時間が遅かった為、人は少なかったが犬連れはチラホラ、裏にあるドッグランは日が暮れるとともに大入りであった。

 

そして各ショップの中には、犬★グッズを店先に並べ、堀江のように犬飼いや犬に優しい街づくりを推進であった。犬飼いにとっては何よりである。

 

そして、花火もどきショーの時間が迫るもユウコから連絡はなく、おそらく買い物に火花を散らしているのであろう、と水を差すのもあれなんで、泳がしていた。

 

そして開始5分前ぐらいにようやく連絡がつながり、途中会場までの道のりを迷うも、ショーのエンディングにはなんとか間に合った。

 

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遅ればせながらであったが、人が少なかった為ゴール前にポジショニング、規模は小さいながらも目の前の為ソコソコの迫力であった。

 

音楽、レーザー光線そして花火の競演であったが、クライマックスが近づくにつれ、花火師のピッチが遅くれだしグダグダであった。何より周囲が明るすぎて暗いマックスであった。

 

終業式やボーナスのない僕にとっては、夏を告げるイベントとなった。ネチネチと梅雨が長引いた為、ようやく来た感があふれる夏である。去年と代わり映えの無い予定であるが、ソワソワである。

 

夏の終わりに振り返って、何だかんだ実際楽しめた、と言えるようアレコレと企画して、ユウコ、そしてはじまりの合図を聞き逃したナッティと、三位一体でさすらうとしよう。

Jul 24, 2007
愛犬の支持率

日曜日、新鮮な食材を仕入れに魚市場&JAの直売所へ、ユウコとナッティを連れてお出かけであった。

 

前回、前々回とリード&カラーを忘れたが今回は三度目のバカ正直、車に予備を積み込むほどの石橋の叩きようであった。

 

40分ぐらいのドライブで魚港に到着、道中ドライブキャリーで大人しくしていたナッティも、潮の香りにソワソワであった。

 

活気づく市場をビハインドに写真をと、思い立ったがケータイを忘れてた・・・。何故か魚市場で激安で売られていた犬鳴ポークを買い魚市場を後にした。

 

この辺りのパンの名店により道後、JAの直売所に。いつものようにマイケル買いをした後、目の前に広がるチャンバラ公園へ。

 

池の周りの木陰をトリオで散策、ザリガニの腐敗臭がどこか懐かしく、最近めっきり見なくなったカナブンの死骸にたかるアリの大群に、食物連鎖を久しぶりに肌で感じた。

 

あまりの日差しに15分程度のお散歩であったが、ナッティは満面の笑みであった。次回はケータイを忘れずにカメラにおさめるとしよう。

 

帰りの道中、留守番のオヤツを買いに、ナッティがブリーダーから経由してきたペットショップ『犬★漢』に寄り道、ナッティは最初こそ喜んで入場するも、パニックになり出口まっしぐらであった。

 

ナッティを買い始めた当初、爪切り&ヒゲカットをここでしていた為、ナッティにとっては恐怖の故郷である。どうやら恐怖にオシッコをチビっていたあの頃を、ナッティは思い出したようであった。

 

夕方、ユウコは買い物の残り福を家近のスーパーへ、僕はお散歩の残り福をとケータイを握りしめナッティとこの日2本目のお散歩へ。

 

ナッティのお散歩は、基本5コースぐらいを日替わりで行っている。この日は暑かった為、薄暗くどことなく気味が悪く涼しげなアナスイ方面への旅路へ。

 

神社裏のアナスイの森は、涼しいどころか熱気ムシムシであった。そしてモスキートの大群が生音を奏でながら襲いかかってきた。

 

ナッティが刺されては、と、とりあえず走らせていれば安全かと、追いかけ続けた。僕の体をはったモスキート対策もナッティにとっては、楽しい追いかけっこ、ケラケラと森の妖精のように駆けぬけた。

 

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僕が6ヶ所も刺された事も気にもとめず、帰ろうとするとモアモアと逃げ回った。かなりめカユかったが、目を輝かせ森を駆け抜けるナッティに何よりであった。

 

この週末、ナッティと久しぶりに長い時間を過ごし、お散歩や家でもイチャイチャ、爪切りなど身の回りのお世話もこなして支持率は上昇、ナッティの心はユウコ派からグラりとゴッティ派に寝返った。

 

こうやってユウコと僕を股にかけつつ、歳を重ねていくのであろう。ナッティの心を長くひきつけるのは、甘いお菓子より過ごす時間の積み重ねなのであろう。

 

さて、来週はナッティと何をして時間を積み重ね、支持率を維持しようか。

Jul 23, 2007
ご近所犬★付き合い

土曜日、ユウコは京都烏丸へ、〜プリンセスの輝き〜『ティアラ展』華麗なるジュエリーの世界&OLグルメ旅でカジュアルフレンチを、僕はお仕事から凱旋後久しぶりにナッティと二人してお散歩であった。

 

近頃仕事が忙しく、寝てばかりでめっきりぐーたら飼い主の汚名返上を、とはりきって徒歩30分のクロスカントリー山公園を目指した。

 

が、ナッティは5合目ぐらいで座り込み、志半ばであったが引き返して家近の年度末公園へ。

 

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この日は貸切で久しぶりに水入らずで遊んだ。ナッティはやはり飼い主参加型の遊びが大好きで、金融屋の取立ての様な僕の追い込みも、ケラケラ笑いながら逃げた。

 

この日は犬に出会えずであったが、近頃メンバーは流動的であるが年度末ファミリーが結成されつつあり、犬同士の仲もよりめっきりである。

 

依然一人っ子の愛玩犬が多い為、お宝を嗅ぎ合いダラダラ過ごすネコの集会であるが、何らかのきっかけで犬同士追いかけっこが始まる事もしばしばである。

 

いつの日かナッティも僕と遊ぶより、犬友と遊ぶ方を選択する日も訪れるかもである。やや複雑であるが、ナッティの犬生がより美しくあれば、と思う。

 

犬コミュニティーはナッティの世界はもちろん、僕の世界も大きく切り開いた。主婦の方やおじいちゃんなど、音楽、ファッション、そして仕事など接点の全く異なるピープルを犬達がひきあわせてくれたのである。

 

犬の話題はもちろん、土地勘や知り合いのいない僕らにとっては、ご近所の話題はここでしか入手できない。

 

幼児の誘拐未遂やコンビニ強盗事件などニュースでは取り上げてくれない地元の情報など特に貴重である。

 

さらに犬の情報でも、砂場に毒がまかれ犬が死んだ事件や噛み付くのにノーリードの要注意飼い主など本当に教えてもらってありがたい事盛りだくである。

 

僕らやナッティの安心した暮らしの為にも、ちょくちょく顔を出すとしよう。

Jul 19, 2007
逆☆研修

先週から今週にかけて、親会社から新人が研修に我が社にやって来ていた。僕が今回担当したのは、男性の手越(仮名)、続いて女性の菊川(仮名)の2本立てであった。

 

共に1流大卒の本社採用、狭き門を撃破したエリートである。普段パソコンで億千万もの数字にガンを飛ばす生産部門の彼らに、1本単位の販売の感動を共感してもらいたくであった。

 

最初はお高いイメージであったが、話すに連れ手越の純粋さに壁は崩れ落ちた。後日の菊川もそうであるが、真剣に話を聞く姿勢やメモを取る姿勢に僕の指導も熱くなった。

 

読みもせずハンコを押されるだけのレポートをやめさせ、客先とのつながりや肌で感じる現場の空気を思いっきり吸わせた。彼らも最初こそモジモジするも、僕の大げさな演技指導に応えはじめた。

 

生で客先に言われる「がんばりや」の言葉に、彼らは心から感動したようであった。これから先いくつもの社会や会社の壁にぶちあたるであろうが、この感動を胸に突き進んで欲しいものである。

 

彼らの姿勢や話しに、僕も勉強させられる事も盛りだくであった。商品知識などはもちろん、生き様など世代を超えていい刺激になった。ペットブログだけに動物の話しを1つするとしよう。

 

今年1年は子会社や全国の支社や各部門を研修して回る彼らにとって、まず最初の試練は酪農家での乳搾り研修である。

 

乳搾りと言っても、牧場や農場公園などで家族連れやカップルでワイワイ体験、みたいなレジャーではなく、ほとんどが糞尿の清掃である。時には口内に含むほどクソまみれの数週間である。

 

ごくごく一部のマニアなら、ハイ喜んでかもだが、エリートの彼らにとっては屈辱的であったであろう。しかも何も無い山奥で、働く人の大半が中国人で言葉も通じずイジメられる事もしばしだったらしい。

 

元気も食欲もなく、気が狂いそうだったらしいが、3日たった頃世話していた牛が少しずつ可愛く思えてきたそうだ。最終日には別れを惜しむほど愛着がわいていたらしい。

 

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スケールは違うが、ナッティを飼い始めた頃、うんこりんや犬臭に鼻を曲げていた僕が、次第に変わった事にかぶり、少しだけ共感できた。

 

そして彼らの純粋さについ心のヒモがゆるみ、普段ならお金を貰ってでもしたくない恋の相談も聴く耳をたててやった。

 

1流大卒だろうと10年遅れ高卒だろと、若かろうと歳喰っていようとそれこそが最大のエナジーである。手越には恋のアシストまでしてやったからか、わが支店のボスに、僕を名指しで絶賛していたようである。

 

酪農家体験には及ばずとも彼らに、何らかのバイブスやきっかけをつくれたであろう。某国の坊ちゃん首相も僕の研修を受ければ、少しでも庶民の気持ちがわかるかもである。

 

さて来週は僕自身の研修である。彼らのように素晴らしい事や素晴らしい人に出会えるのであろうか。

Jul 18, 2007
NO LEAD, NO COLLAR

月曜日の祝日、仕事から昼過ぎに凱旋後、ユウコとナッティを連れてカウボーイ池にお散歩、久しぶりにトリオでお出かけであった。

 

今回もナッティはドライブキャリーに大人しく乗り込み、ややふてくされながらも車にゆられた。

 

池に到着したその時、ある事に気づく・・・そう勘のいい方ならお気づきかもだがまたしてもリード&カラーを忘れてしまった。

 

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今回も完全裸、野良犬スタイルでお散歩であった。ナッティはいつも通りで恥ずかしがる事無く大行進であった。

 

雨上がりの曇り空の池は、お散歩日和なのか犬と犬飼いが行き交うも、ノーリードのナッティはツイテ、でやり過ごした。暴走する事も無く、本当に賢くなったものである。

 

木々が水をふくみ、霧のように落ちるしずくは緑の匂いを充満させ、ETアドベンチャーの森をしのぐマイナスイオンにあふれていた。

 

ナッティはそれを肺にため込むかのように、鼻を地面にこすり付けてクンクンであった。

 

そして広場で太い柴犬と遭遇、珍しくナッティが誘惑、太柴もまんざらではない様子で、飼い主がリードを放したと同時に追いかけっこであった。

 

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が、腹がつっかえたのか太柴は10秒も持たずバテバテ、ナッティも苦笑いであった。まあ少しでもふれあえてなによりであった。

 

雨上がりの涼しい午後に、カラー&リード持参でまた訪れるとしよう。

Jul 17, 2007
共有したい想いがある

日曜日、嵐の去った後の家近をトリオでお散歩後、またしてもナッティにお留守番を頼み、ユウコと2人でお出かけであった。

 

向かった先は『なんばHatch』、この日行われたライブイベント『MESSAGE』を共有する為である。

 

このイベントは某音楽学校が主催で、高校生を対象とした招待ライブである。台風を避けつつ、地方から親御さんに連れ添われた若者に交じり、ユウコとモヒカンは入場であった。

 

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場内は入学式のようにドレッシーな親御さんや、こう見えても昔、音楽かじってましたのチョイ悪おやじに連れ添われた少年少女がゾロゾロ、その中を酒臭いモヒカンは大行進であった。

 

やがてライブは始まり、まずは『日之内エミ』、高校生と歳が近く共感した若者はソコソコの盛り上がりであったが、観ていて恥ずかしい衣装に共感出来ず、モヒカンはバーで3ヵ月ぶりのビールをチビチビであった。

 

続いて『サスケ』、ぶっちゃけフォークに興味は薄く、引き続き3ヵ月ぶりのビールをチビチビであった。

 

そして『スムルース』、かなりめ久しぶりの生バンドであった。久しぶりの生音に耳が痛かった。しかしこのバンドは場数を踏んでいるのか盛り上げ上手で、とても楽しいライブであった。

 

ボーカルのコミカルなダンスはとても他人事とは思えず、自然と僕も体が動きだし、初めて聴く音楽ながら動作を共有した。

 

続いて『オレスカバンド』、高校卒業したてのギャルスカバンドであるが、やはり耳が痛かった。堺出身の彼女達は普通っぽく、またそれが文化祭のようでしばし高校生気分を共有できた。

 

メタボリックなど中高年の健康が心配されるこの頃であるが、彼女達を生で見て現代の女子高生も心配になった。

 

そして最後はこの日お目当ての『SOUL'd OUT』、親御さんはどん引きであったが、僕は引き寄せられた。Bro.HIのビートボックス、Diggy‐moのラップともに最高であった。

 

観ていた場所もあるが、この日はアーティストとの距離がより近く感じた。目を輝かせ見つめる少年達に、いつかの自分達をダブらせて気持ちが入っていたからかもである。

 

ミュージシャンや音楽関係の仕事を目指す若者にとっては、最高のバイブスであり、タオルや手を上げライブを体感し、アーティストと時間を共有する事で、きっと大きな財産となったであろう。

 

本当に音を楽しめた。各地でフェスが中止になる中、無事開催されてなによりであった。さて、来週はトリオでさすらい、愛犬と想いを共有するとしよう。

Jul 13, 2007
オータニ城

土曜日、仕事から凱旋後、結婚記念日を祝うお食事へユウコとお出かけ、ナッティは衛生上お留守番であった。

 

当たり前であるが毎年必ず訪れるこの日に、おシャレをしてうまいもんを喰らい行くのであるが、今年は何年に1度かの土曜日と言う事で、より特別な夜であった。

 

今年の祝杯があがった場所は、『ホテル ニューオータニ』のフレンチ『サクラ』であった。関西で料理人を目指す者ならば知らない人はいない『ドミニク コルビ』氏が料理長を務める庶民が手の届く範囲での最高級のレストランである。

 

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大坂城がプラモに見えるほどデカい、ビジネスパークに位置し、いざ天守閣を目指し進軍であった。

 

ホテルに入場して出迎えたのは、ロビーでの生演奏であった。そしてまずは1階の『 スゥイートショップ』へ。有名パティシエの鹿児島氏のお店である。

 

1本4200YENのロールケーキを狙うも、中に桃が使用されており却下、マカロンを全色購入し店を後にして、いざ天守閣へ。

 

道中やや迷うもご入店、ドレスコードは無いと聞いていたが、いきなり店内は恋からの出演者のごとくドレッシーなこマダムや着物などの方も見かけられた。ポロで訪れた僕はホリエモン状態であった。

 

が、僕のセンスを受け入れたのか、タキシードの紳士どもはこころよく向かい入れてくれた。

 

半年前から予約していた為、用意された席は窓際で1番の特等席、その展望は天守閣のはるか上、しばし太閤気分であった。

 

店から贈られたシャンパンで乾杯、3ヵ月ぶりの美酒はより美味しく感じた。そして次々と繰り出される料理は味はもちろん、見る目も満足させ、そしてソムリエや係りのもののウンチクは耳を満腹にさせてくれた。

 

とろける料理に広がる大都会大阪の夜景、店内のヒソヒソ話しにシェフやソムリエの気品、高級感あふれる夢心地にやられちまった。

 

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雰囲気のまれ、緊張のあまりやられっぱなしであったが、何かしなければ、と思いきってデザートのマカロンで応戦、やったった感で満たされた。どんな場所であれ自分のスタイルをこれからもつらぬきさすらうとしよう。

 

記念のケーキや記念撮影までしてくれ、本当に行き届いたサービスであった。正直このステキな空間での時間をあの値段とは、安いもんだ、と思うがそんなには来れないであろう。

 

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帰りにロビーのたんざくに願い事を書いた。何を書いたかと言うと・・・。

 

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こんな感じであった。実現できるかは自分次第である。かなえるようまた1年稼ぐとしよう。本当にステキな記念日であった。来年のこの日またそう言えるよう、アレコレするとしよう。

 

Jul 09, 2007
ビバ☆誕生日

今日は配偶者であるユウコの誕生日である。ど平日の為、ど派手にとはいかないが、ささやかながら祝うとしよう。

 

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今年も銀色ファンデーションのオバちゃんの出番である。真似して欲しくないが、ど派手になろうがいくつになっても美を追求する女性であって欲しい、と思う。

Jul 07, 2007
愛犬が寝てる間に・・・。
 
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今日は僕とユウコの結婚記念日である。天気はどんよりであるが、夫婦共々オシャレして、年に一度の特別な日を特別に過ごすとしよう。

 

Jul 06, 2007
初★フライト

日曜日、前日に引き続きユウコは朝一から残り服を、と梅田にバーゲン、僕とナッティは昼前に起床、フロ掃除など用事を精力的にこなした。

 

そしてユウコの凱旋後、トリオで初めて新車でお出かけ、向かった先はいつもの『海ふれ』であった。

 

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ナッティは初めての車より初めてのキャリーにやや不安げであったが、終始おとなしく乗車であった。時折、後部座席へのランク付けが気に入らないようで、イジけつつも到着するとご機嫌であった。

 

天気はどんよりであったが、犬にとってはグッドコンディション、公園は犬飼いや犬であふれていた。

 

さっそくランの小型犬エリアへ。この日はJRテリアのオフ会が行われており、ランの中はJRテリアだらけであった。その他の犬種も多く、ナッティはへっぴり腰であった。

 

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次々とナンパに現れる犬達に、愛想無く拒否であった。しかしこの日は犬が多すぎで、ボール遊びや追いかけっこをしてる犬同士や人と衝突する事故が相次いだ。いい加減増築を考えてもらいたいものである。

 

そしていつものようにラン外では大ハシャギ、思う存分笑い転げて海ふれを後にした。これからもドライブキャリーが大好きになるよう、ナッティの好きな場所へとさすらうとしよう。

Jul 05, 2007
プラダにきた悪魔

土曜日、バーゲン初日、ユウコはもちろん朝一から天王寺を攻めていた。近頃年々前倒しでバーゲンが早くなり、夏物を定価で買うことがバカらしく感じるこの頃である。

 

僕はもちろんお仕事、戦場から情報が入る。もうすぐユウコの誕生日なのであるが、以前から欲しい欲しいと再三恐喝をうけていた、が、完売したと思われていた『PRADA』のシルバーの財布が入荷している、との事であった。

 

幻感が出会いをより運命だと演出、とりあえず秋冬の新作のゴールドと2点、取り押さえであった。家近のドンキでいつのいつでも出会えるなら、きっと目にもとまらなかったであろう。

 

仕事を終え遅ればせながら天王寺に到着、待ち合わせの場所はもちろんアベ近のPRADA前であった。

 

いつもなら買い物中は待たされる事しばしばであるが、僕が到着後すぐ、どこかで張り込んでいたかのように、10点以上の戦利品を抱えユウコはやってきた。

 

とりあえずご入店、バーゲンでどこも人だらけ中、別世界のように客は僕らのみ、貸切であった。取りおきの商品をまずは拝見、一目見てゴールドは消えた。

 

確かにゴージャスな金色は金運があがりそうであるが、マークも逆三の定番のものであるし、何よりわれらのKREVA以来の衝撃であった。

 

シルバーにしぼられ後は形で意見は分かれたが、ユウコのカード枚数から長財布に決定した。値段を聞いてビクリツするも後の祭り、ここ最近一生懸命手料理を作ってくれる妻への感謝の気持ちをゼニで表した。

 

しかしユーロ高でここまで値がはね上がっているとは。。。店員は涼しい顔で何も言わずであった。まあ聞く人もいないのであろう。

 

僕の仕事先では、輸入チーズなどユーロ高の影響で値上げを客先で言えば、100円単位でもツッコまれ放題なのに。。。

 

しかし気品あふれる接客は、自称プチ成金の心をくすぐり、愛妻の満面の笑みと共に良い買い物をしたと店を後にした。

 

そしてこの日最初で最後の僕のバーゲン、『TRANS CONTINENTS』へ。ユウコがお礼にパンツやポロなど4点買ってくれた。店員にはヒモに映ったかもである。

 

しかしこのショップは店員もすごく自ブランド☆愛が感じられるし、バーゲン用のものは置かず、今シーズンのものを30〜50%OFFで、ますます好きになった。やはりメイド イン ジャパンである。

 

凱旋後ユウコの部屋に敷きつめられた戦利品の数々は、ニュースで見かける摘発された下着泥棒をも上回る密集であった。僕なら夏を5回ぐらい過ごせそうな品数であった。

 

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お留守番のナッティにもセレブ気分を。犬服もバーゲンでお買い求めやすくなっていたが、犬に夏に服は暑くないんだろうか。

 

人間はオシャレな服を買うとまた出かけたくなるものである。が、オシャレなリードを買うと出かけたくなくなるような…微妙である。オシャレを楽しめる犬なら問題ないのであるが。

Jul 01, 2007
プッシュ・ザ・ボトン

少年の頃、歳を取ればわからない事や知らない知識は激減し、新しい発見や感動といった事も数少なくなっていくであろう、ととらえていたが、実際歳を重ねるごとにわからない事は増大し、日々発見する事もしばしばである。

 

先日不意に携帯のボタンを押し間違え、EZナビウォークと言う未知の画面に遭遇した。もちろんど貧乏の直感から「金を取られる!」といったセンサーが働き、そく電源ごとOFF!であった。

 

しかしこのような事は氷山の一角であり、携帯電話1つとって知られざる神秘がもりだくである。たかが携帯電話とあなどれず、ボタン1つ押すのにも、核ミサイルどうよう、もの凄い決断力と勇気を必要とするものである。

 

次から次へと現れる新機種や新機能、このままでは僕の選択肢は、「会社、ユウコ、自宅」の簡単ケータイかジュニアケータイの2つにしぼられるのではないだろうか。

 

その日が訪れるまで、ボタン1つで高額請求や、話しのボタン1つ掛け違えただけで、借金地獄に陥らぬよう、石橋をたたきつつ携帯をイジるとしよう。

 

話は少し変わるが、携帯もそうであるが、電化製品は昔に比べると大きく変化した。より便利に進化したことはもちろん良い事であるが、どこか機械の冷たさを感じるのは僕だけであろうか。

 

もちろん今も昔も形や機能は違えど同じ血の通わない機器である。が、しかし昔の機械はどこか人間味があったような気がする。

 

例えば、僕のど貧乏時代に誰かに譲り受けたテレビジョンは、雨の日は映りが悪かったり、後ろの配線の位置次第で映りが良くも悪くもなったりであった。

 

そして最終的には手で叩き、またその叩く微妙な力加減や位置で、クッキリ映ったり映らなかったりであった。当時どの電化製品も壊れたらまず叩いていた物である。

 

今では叩くどころか触るのすら恐ろしい次第である。リモコンなどなくいつも触れ合っていた事が遠い昔、こんなおバカな事を言えるのも平和ボケした今があるからなのであろう。

 

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どれだけ機械が進化しようとも、犬の愛くるしさは表せない。アイボやどんなに進化したC.Gであっても、犬それぞれの個性を表現する事は出来ないであろう。

 

血が通い、脳みそを常にふるわせる生き物しかできない素晴らしさがここにある、と思う。そのものの生涯を左右するボタンは飼い主である僕が握っている。携帯のボタン同様、石橋を叩きつつナッティをイジるとしよう。

 

最後にペット界は進化した。犬★シャンプーの開発などで背脂ギトギトはないし、犬臭も激減した。少年時代、ノラ犬の背中をなでなでして付着したギトギト感と臭いが懐かしい今はやはり、平和ボケなのであろう。