夏フェスから興奮冷め止まぬまま凱旋後、ユウコとナッティを連れて年度末ナイトに参加、長いお留守番の後だけにナッティはテンションハイであったが、クソガキどもの花火におびえ帰った。
その後余韻にひたる宴が12時過ぎまで続き、ようやく就寝、しかし、日曜日の朝4時半に起床、僕はナッティを連れてお散歩に出かけた。
酒臭い体にムチを撃ち、なぜ飛び起きたかと言うと、ナッティの長いお留守番のご褒美と、昨夜の暴飲暴食に対する対策、そしてお腹を空かせないといけない事情があった。
クソ暑い熱帯夜がウソみたく、薄暗い早朝はとても涼しく、ナッティも寝ぼけているのか真顔でシャンナリシャナリであった。この調子ならと向かった先はクロスカントリー山公園、片道30分の旅であった。
日が昇りつつある頃到着、ナッティは喜び暴れはっちゃけ、自然の朝に目をキラキラさせていた。
公園は徹夜組のヤンキー、お散歩されている老人、そして犬飼いであふれていた。老若男女に静かに盛り上がる公園、ノーリードお散歩する姿が多く見られ、ベンチの所々ではユニオンが集会を開いていた。
新入りのナッティはまんべんなく挨拶、ひっくり返るナッティに犬飼い達は快く迎え入れてくれた。
それぞれの派閥でなんだかんだあるのであろうが、無所属のナッティはトイプーや小型犬と相手をコロコロ変え追いかけっこ、本当に楽しそうで何よりであった。
公園のあるところに愛犬家がおり、本当に幸せあふれる朝の風景であった。これからも出来る限りであるが、朝一番で訪れるとしよう。