日本中いたるところ、望まれずに生まれた子猫たちが捨てられたり保健所に持ち込まれています。
ある保健所にボランティアで通っている方がいます。
持ち込まれた日から処分の日までの数日間、すべてを救い出せないもどかしさと悔しさに闘っています。
以下は、眼を伏せたい現実に真正面から立ち向かっている方の記録です。
保健所の風景、、悲惨、、。
今日は保健所の犬猫の引き取り日、、悲惨でした、、悲しいです。
持ち込まれたのはミルク飲み子猫19匹、子猫5匹、成猫4匹、雑種犬1匹、ゴールデン1匹、黒パグ1匹、、。
犬舎は犬猫でいっぱい、さすがにへこたれそうになりました。
親子で持ち込まれ狭い檻に入れられた猫家族、、3匹の子猫は無邪気にじゃれあって遊んでいます、、親猫はどうしようもないけれど、せめて子猫だけは助けてあげたい、、。
子猫5匹はなんとかもらわれそう、、死ぬために生まれてきたようなミルク飲みの子猫の分まで幸せになって欲しい、、。
ネットに入れられたままの猫がいました、威嚇されましたが、なんとかネットから出してあげることができました。
片耳が欠損し、鼻も赤剥げ状態、、顔が崩れていく癌があると聞いたことがあります、この子はたぶん、その癌にかかっているのでは、、。
犬舎の片隅にうずくまる雑種犬、飼い主自らが持ち込みました。
飼い主以外は受け入れないこの子に生きる道はありません、、。
14才のゴールデン、まだまだ元気、人間大好き、でも飼い主に捨てられました。
老齢ゆえ引き取り手もないだろうし、この子に生きる望みはありません、、。
とってもおとなしい黒パグ、、飼い主に見捨てられた自分の境遇を知ってか、その眼差しはとてもさみしそう、、。
やさしい引き取り手がない限り、すべての命は終焉を迎えるのです。
でも、これがいつも繰り返される悲しい現実なのです、、。