譲渡して3年、、3才になったばかりの子を引き取りました。
3年前、捨て犬だった兄妹5頭は4ヶ月の大柄な子たちで、どの子も恐がりでさわることすらできませんでした。
それでも1頭1頭と心ある優しい家族に迎えられもらわれていきました。
返されたこの子も、ごくごく普通のお庭のある一戸建て、お子さん2人の4人家族で幸せに過ごしていると思い込んでいました。
突然連絡が入り、いつまでも慣れない、、逃げようとする、、散歩が出来ない、、ご飯を食べない、、等々、、とにかくもう飼えないと言われました。
3年も過ごしたところから変わるのは可哀想と思いあれこれと説得しましたが、愛情のひとかけらもないことがわかり、、引き取りました。
帰ってきた子に会ったとき、皆、あ然としました、まだやっと3才だというのに曲がった背中、まっすぐに伸びない足、伸びきった爪、ガリガリに痩せてバサバサな毛、、立ち上がれないほどの小さなケージに閉じ込められていたことは一目瞭然です、日にも当たっていないようで栄養失調もありうまく歩くことすらできません、。
もの言えぬ子にこんな思いをさせてしまって、、もっと早く救い出してあげるべきだった、、ごめんね、、許してねと、、心から謝りました、。
今、少しずつ甘えるしぐさと、、ご飯も食べるようになって、、歩き方も日ごとにしっかりしてきました、。
3年の月日はとり戻せないけれど、どこかにきっと幸せが待っているはず、です。
この子に「レオ」と名付けました、太ったら大きいフワフワな子になります。
3才のレオちゃん、幸せ探しています。