昨日、駐車場にて・・
病室の窓から駐車場を見下ろし、れんたろうの元気な姿を眺めたママ。
もっと近くで!少しでも傍でと一階の玄関脇の待合ロビーに降りてきた。
大きなウィンドウでのガラス越しでの久々の再会でした。
三男に「ほら、ママだよ!」と居る方を指差されても分かる訳もなく
あっちキョロキョロ!こっちキョロキョロ!してた れんたろうだった。
ママの姿を見つけ、千切れんばかりに尻尾を振ってた。
いくら尻尾を振っても振っても 届かぬ思い?に
シビレを切らしたのか クゥーンクゥーン 鳴きだした。
ママの姿が見えなくなっても動こうとしなかった れんたろう。
せめて、れんたろうの気の済むまでと思い その場に暫く居た。
昨日の れんたろうの そんな姿に「母親の後を追う幼子」の姿が
だぶって見えた。我が子が小さかった頃、そんな想いを味わったような
切ない想いそのもののようだった。そんな れんたろうが愛しく思えた。
彼女がよく言ってた“愛しい”とは、きっと こんな感情なんだろうか。
四六時中 れんたろうと一緒に居る彼女にとって れんたろうは
我が子同然の熱く強い想いがあるのだろう、きっと。
れんたろうが我が家にきて一年7ヶ月。その絆は歳月を越え
中身濃く深いものになっているんだと改めて思った。