仲間の数人は野犬の餌やりをしています、、毎日数ヶ所を回っている者もいます、。
山間部にいる犬たちは、元々は飼い犬が捨てられて野犬になった子たちで、、1頭でいるものから数頭で群れを成して暮らしているものいます。
餌が無くなってお腹が空いてくると、、人里に降りてきます、、畑の生ゴミを荒らしたり、人家に入って食べ物を探します、。
目撃情報から行政が動き出すと、、いっせい捕獲に入ることもあります、、捕獲箱を設置したり、、数年前には毒団子を撒かれ数頭の姿が見えなくなりました、。
罪のない犬たちを救うため、、毎日ドックフードやパンや野菜や肉などを混ぜてバケツいっぱい詰め込んで運んでいます。
野犬たちは用心深く、、近寄ることもなく、、とうてい捕獲など出来ないのですが、、お腹が大きくなったら指折り数えて生後3週〜1ヶ月の仔犬を探し出します。
野犬たちが増えないためには、、そうしていくことしか手段がありません、、。
生後2ヶ月半の仔犬が母犬に連れられて現れました、、もっと小さな時に見つけ出すことが出来なかった子犬です、、、
仔犬を託すようにして母犬は一目散に山の中へ逃げ込みました、、仔犬もすぐに逃げようとしましたが、、まだまだ足が遅くて捕まえました。
ゴミだらけですが、、可愛い女の子です、、かたわらの菜の花がきれいで、、菜々(なな)と名づけました。
母犬から託された大切な命です、、幸せいっぱい来ますように祈ります。
いつか不幸な犬たちが無くなりますように、、改めて祈ります。
幸せ見つけました。