日曜日、送別会で夜更かしの為、早朝に起きるもナッティに朝ごはんを与え2度寝、目覚めると昼過ぎであった。
暦の上では秋かもであるが、沖縄より暑い大阪の夏はエンドレス、涼を求めてユウコと2人で氷くるみを、と『かん袋』へ。
ここはくるみ餅の老舗で、南大阪で数少ない行列のできる名店である。この日も店はもちろん、駐車場も大渋滞であった。
まずは車渋滞で並んでいると、ふとん太鼓がワッショイワッショイ。かなりめスピードローであったが、軽く追い抜かれるほど停滞であった。
申し遅れたがさすがに犬用の氷くるみは無く、ナッティはまたしてもお気に入りの階段でお留守番であった。
ようやく車を止め、店の行列に並んだユウコと合流、牛歩でご入店するも狭い店内も行列で通勤ラッシュの満員電車のようであった。ようやく注文すると今度はイス取りゲーム、食べ終わりかけの人の前にポジショニングであった。
そしてようやく席を確保して待つことしばし、涼どころかここまでの工程にさらに暑く。。。
そして番号を呼ばれやって来た。ここまでの工程がよりおいしさを引き出すのであろう。
3秒見せを忘れ、グルメリポーター失格のノーコメントでガッツいた。後付であるが、食べ方としてややお下品かもであるが、グチュグチュにまぜまぜで頂くのがより良いかと。
まぜないと薄味の冷たいくるみ餅で、まぜると氷とくるみ餅が化学反応をおこし、甘みと冷たさそして食感が絶妙のコラボである。
老舗にしかない味、シチュエーション、全てが老若男女を問わず愛され続けている。僕らトリオもこの老舗のスイーツのように、少しでもゆかいな絶妙なコラボを目指すとしよう。
わざわざと言うより、待ち時間さえ遠足前日のようなワクワク感で、食するアトラクションであった。クソ暑い残暑も忘れるぐらい、慌ただしいながらも優雅な午後であった。さて今週末は優雅な午後をトリオで過ごすとしよう。