引っ越して誰もいないはずの空き家から猫の泣き声がする、、そんな情報が入りました、。
情報をもとに尋ねてみると、、確かにどこかから猫の鳴き声が聞こえます、、それもニャ〜ではなくア〜ンア〜ンというように悲しげで助けを求めているような、、仲間とともにあちこちと探し回りましたが見つかりません、、諦めかけた頃、古布に包まれたキャリーを発見しました、。
ご飯もお水もない空っぽの食器と汚物の中で、、立ち上がることさえ出来ない痩せた猫が横たわっていました、。
目は見開いたまま、、身じろぎもしません、、引っ越した人間が置いていったのか、、誰かが捨てていったのか、、分からないことばかりです、。
その足で病院に直行しました、、極度の飢餓状態が続いたことによる腎不全や失明、これからは神経症状(てんかん発作)などが予想されるようです、。
たったひとりぼっちで、真っ暗な夜を幾晩過ごしてきたのでしょうか?
生きていてくれて良かった、、間に合って良かった、、もう、大丈夫、、ゆっくり養生して元気になろうね、、。
人間の中に潜む残酷さを改めて思い知りましたが、、茶トラ君には、そんな人間ばかりではないことを知って欲しいと思います、。
名無しの茶トラ君に、いつか元気にと「翔(ショウ)」と名づけました、。
生後7ヶ月くらい、、茶トラの翔、、元気になって幸せ探そうね、、。