11日のBBCの地方版ニュースで、
「犬のための輸血オンライン・データベース・システムが設置された」
というニュースを放送していました。
これは英国初のシステムで(日本にもあるのかなぁ)、アイデアとしては人間の献血と違い、血そのものを採っておくのではなく、ドナーとして愛犬を登録しておき
、獣医さんが輸血が必要な時、患者さんの犬に合った血液タイプの登録ドナー犬から輸血するのだそうです。
カットウェルさんの愛犬アビちゃん(10歳)は去年病気で重篤状態になり、三回の輸血を受けなければならなくなりました。
その際、彼女の飼っている他の犬達三匹が、たまたま運よくアビちゃんに輸血可能は血液だったため、アビちゃんは無事一命を取り留めました。
しかしこの経験から、いかに犬の輸血が難しいか、そしてそのための何らかのシステムの構築が必要か、を感じたカットウェルさんと獣医の先生は、いざというときに速やかに輸血して、一匹でも多くの重篤な犬を助けよう!・・・と今回のデータベースオンラインシステムを立ち上げたのだそうです。
「あなたのワンちゃんが他の困っている病気や怪我をしているワンちゃんを助けられるのです!是非登録を!」
というのが、カットウェルさんからのメッセージでした。
そういえばある日本の獣医さんから、「自分の愛犬は、いざというときの献血スタッフ要員でもあります」
と伺ったことがあります。
犬の血液型って、何種類あるのでしょうか?