トナカイは英語でreindeer。(初めてこの単語を聞いた私は雨鹿?と思った・・・)
普段はスコットランドのトナカイ農場で過ごしているトナカイ達。
この時期各地のイベントに引っ張りだこのようです。
6頭くらいを1チームにして2週間交代でイベントに参加します。
「スコットランドから、どうやって運んできたの?」
と飼育係りのお姉さんに質問したら、
「もちろん、そりを引きながら空を飛んできたのよ!」
とウインクされました。
トナカイの性格は大変おとなしく、コケが主食だそうです。
一年に1頭の赤ちゃんを産みます。
産毛のようなふわふわの綿毛で囲まれた角は、毎年生え変わります。ある日突然ポロッ!と取れるらしく、その直前は人間なら歯が抜け替わるときのようにムズムズするから、角を辺りにこすり付けるのだそうです。
農場のスタッフがワラのステージでキャロルを歌う。
この素人っぽさがいい感じです!
おこちゃま達は、真剣にサンタさんにお願いをしていました。
かわいい!
サンタクロースはBritish Englishでは
Father Christmasです。
(サンタでも通じるけど)
馬小屋に聖劇の飾り
これぞ正統派Nativity
きゃぁ牛さん!でも柵越なら怖くないわ!
トラウマの理由は、「長〜いお散歩フェンディットン編」ご参照ください。
納屋の中で焼き栗を食べていたらキジ発見!
おいしいお肉に熟成中かな?
自然保護活動に熱心な友人に誘われて、ケンブリッジ郊外Bartonにある農場に行って来ました。
この農場では毎年クリスマスシーズンに、子供達のためのファミリーイベント&寄付集めとして、
「トナカイ達に会って、サンタさんとそりの上でお話しましょう」
という企画をしています。
この農場のオーナーは「自然な農場経営」を提唱していて、化学肥料や見栄えを気にした作物や農地作りに反対し、
「効率は悪くても本来の自然な方法で農地を保とう!」
という活動をしていらっしゃいます。
一見風変わりな外見と言動から、胡散臭く思う人もいるようですが、素朴で頑固そうで信念のある味のあるおじさんでした。
子供達がはしゃぐ中、大人たちはmulled wineとmince pieで温まりました。
かじかむ手で焼き栗をむいて食べていたら隣の女性に、
「今晩は寒くて体は冷えたけれど、心は暖かくなったわ!」
と話しかけられました。
「えぇ、ホントに!」
帰り道流れ星も見れて、幸せな気分の夜でした。