英国には年賀状の習慣も大掃除もおせち料理もないから、今年の年越しは楽勝!(年賀状の代わりにクリスマスカードがあるけど)
なんて思っていたのに、やっぱり門松やお飾りや鏡餅さえないとなると、せめておせちくらいないと、お正月の気分が盛り上がらないなぁ・・・
などとつい思ってしまった私が馬鹿でした・・・
いざ作ろうと思っても材料が手に入らない!
ロンドンに住んでいれば、日本人による日本食の食材店があるのでさほど苦労はしないかもしれないけれど、ここケンブリッジにはアジア系食材店はあっても日本食専門店はないのでした・・・
しかし、大晦日からロンドンまで行っていられないし・・・
とりあえずケンブリッジで手に入る範囲内で作ってみることにしました。
いざいざケンブリッジの人種のるつぼMill roadの食材店へ!
中国人?の経営する珠美(チョーミ)に行ってみたら、わずかに小芋発見!
その隣にお化けのように大きな長芋も発見! (日本の長芋の2倍くらいの太さ)
日付によると既に1年以上冷凍されている、わけの分からないお魚もゲット!
でも一見お頭つき鯛に見えるから、まいっか!
というわけで、出国前に船便で送った食材と、現地調達した食材で色々作ってお重(こんなこともあろうかと日本から持参!)に詰めたらアラ不思議!一応おせちに見える!
黒豆は英国大型スーパーTESCOで見つけたメキシカン・ブラックビーンズ(かなり小ぶりの黒いお豆!あずきに近いかも!)
有頭のエビも塩焼きにして、正体不明のナンチャッテ鯛も塩焼きにして・・・
家族は皆「この鯛美味しいね!」としっかり鯛と信じて食べてくれました。
(もちろん、後から正体不明のお魚は、「鯛じゃないことだけは確か!」と報告。)
テレビではロンドンからNew Year's Eve Liveを放送していた深夜からスタートして、元旦の朝6時に完成!
疲れたけど、充実感!
英国にいても、結局いつも通りバタバタしながら年を越し、気がついたら新年でした。