今日は今年初のお客様。
ジャパニーズ・ランチボックスでヘルシー・ランチ・パーティーだって。
まぁ要するに、『一緒にお昼のお弁当を食べよう会』ってわけ。
で、今日のゲストはスコットランド人のSheilaとイギリス人のSylviaだった。
2人とも大学の先生という経歴の持ち主ってとこがママとは違ってインテリなんだけど、美味しい物と日本が好き!って所だけで通じ合っているらしい。
なんでボクがチューリップに囲まれているかっていうと、単に2人からの御土産でもらったから。
「うふっ」ってポーズを撮るために、高さ調節のため、こんな椅子の上にお座りさせられてるんだ。。。
。。。というわけで、これが本日のナンチャッテ和食弁当。
シルビアはお肉を食べないなので、今日は精進料理をヒントにしてみました。
つまり、五法(生で、煮る、揚げる、蒸す、焼く)、五味(醤油、砂糖、塩、酢、辛)、五色(赤、白、黄、緑、黒)という精進料理が大切にするポリシーにできるだけ沿うように。
純粋な精進料理だとお魚はNGだし、ベジタリアンによっては卵も×だけど、そこはゆる〜い感じの精進スピリットで作らせて頂きました。
中身はレタスと赤カブとトマトのサラダ、お野菜の炊き合わせ、カニ玉だし巻き、海苔巻きほうれん草のおひたし、揚げ物(タラ)、太巻き(アボガド、サーモン)。
今日のゲストは2人とも左利き。上手にお箸を使って完食して頂きました。
最近流行りのマクロビオティックも精進料理や昔ながらの和食が基本だとか。
日本にいた時より、イギリスに来てからの方が、周囲にベジタリアンが多いので、最近精進料理やマクロビオティックに興味があります。
最近読んだ『永平寺の精進料理』や『高野山の精進料理』は写真も綺麗でとても良い本でした。
その中で、永平寺の元典座でいらした赤崎玄輝老師は、「『法食一等』ほうじきいっとう、仏道修行と食事は同じくらい大切なもの、現代人の日常生活においても、日々の食事がいい加減だと心身共に悪影響が出るから、食事はおろそかにできない大切な物。作り手は精魂こめた物を丁寧に出す。」
そうよねぇ、って分かっていても、ついつい深く考えずにおなかを満たしていたけれど、今年はもう少し『食べる』ということと、『食事を作る』と言う事を丁寧に考えていきたいです。
キリスト教でも『最期の晩餐』は大切な部分だし、他の宗教も食事には色々規則があるようだし、洋の東西を問わず、食事ってホント大切なのね。。。
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