2011年5月、通りすがりにボロボロになって放浪している犬を見つけ、、悪戦苦闘噛み付かれながら保護したせとちゃん、その後も人を信じず心を閉ざしたままの日々が続いていました、。
保護当初、近づくと唸り噛みつきました、。
数ヶ月経って少しずつ落ち着いてはきましたが、、心は閉ざしたままで触ることなどはできませんでした、。
優しい顔つきになりましたが、、人も犬も嫌い、自己防衛の塊でした。
そのせとちゃんも年を取って体調も不安定になり、、昨年末から仲間のSの自宅に移動しました、。
日々衰えてきましたが、、閉ざした心は開き穏やかな表情に変わってきました、。
今ではすっかりお婆ちゃん顔のせとちゃんです、、。
4年近く前、捨てられて人を怨み噛み付くことで自分を守ってきたせとちゃん、、今はゆっくりとした穏やかな時間がせとちゃんの上を過ぎていきます、。
先日は仲間のSに抱っこされて爪を切ってもらいました、。
残された時間はもう長くはないでしょう、、やっと人を信じることが出来るようになったせとちゃんの命の灯がもう少し燃え続けますように祈るばかりです、。