ゴルフの発祥の地、スコットランドの海辺の街セント・アンドリュースにあるゴルフコースの中でも一番有名なのがここ、オールドコースの一番ホール。
The R&A( The Royal and Ancient Golf Club of St Andrews)のクラブハウスを背にしてのスタートは、この地を訪れる各国から集まるゴルファー達や観光客が見つめているから、かなり緊張しそう。。。
来週開幕の全英オープン(2009年)出場のためスコットランド入りした石川遼君も、明日あたりこのオールドコースを回るらしい。
ティーショットする時点でどこにグリーンがあるかまったく見えないホールや、ひとつのグリーンで二つのホールがグリーンを共有しているホールや(大きなグリーンの左右二箇所に旗が立っています)、複雑に入り組んでいてスクランブル交差点のように一体どちらに進めばいいのか分からなくなりそうなコースなど、地元のキャディさんがいないととても素人では回れないらしいけれど、遼くんも地元キャディさんをつけて回るのかなぁ?
思いほかボールが走るグリーンや、人の背丈くらいあるバンカーや、ひざ下くらいまで深いラフなどなど、ゴルファー達は散々苦労したりボールをなくしたりするらしいだけれど、とりあえず前にさえ進めば最終ホールはやってきます。
最後の2ホールは一般の道路に面しているため、万が一ボールが飛んできて車が傷ついたりガラスが割れても、それは駐車する人も承知の上なのだとか。
実際私がこの道をお散歩していたら、突然「ファー!」の声と共にボールが飛んできて、目の前でいったん建物の壁に当たり、そのボールは再びコースに転がって行きました。(コース沿いのお散歩もスリル満点?)
そしてめでたくホールアウト。
コースの前の階段に座って、色々な国からやって来たプレイヤー達を眺めているだけでも面白いです。
見ず知らずのアマチュアプレイヤーとはいえ、すばらしいパットには石段の観客席からは賞賛の拍手も。。。
オールドコースは、ハンディキャップがないと回れませんが、たとえハンディキャップが無くたって、ゴルフを全くしたことの無いお年寄りや子供だって回れるセントアンドリュースのコースもあります。
オールドコースに隣接する、通称ヒマラヤと呼ばれるパターゴルフのコース。
すぐ横のオールドコースで深刻な表情でプレイしているおじさん達を尻目に、こちらは子供たちの楽しげな笑い声の絶えないコースです。
おまけ。
私が滞在したホテルのポーターさん。
以前ケンブリッジに住んでいたことがあるのだとか。
観光客にも理解しやすいようにスコットランド訛りは控えめでした。(笑)
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