イギリスの動物の為のチャリティー団体Blue Crossが行う「犬を職場に連れて行こう♪」というキャンペーンがあります。
今年は明日9月16日水曜日がその日。
職場の雇用主と同僚の同意を受けた上で、「普段はおうちでお留守番している愛犬を、この日だけは特別に職場に連れて来る」というイベントです。
ただ単に犬連れ出社をするという楽しい企画だけではなく、その日一日出社したわんこを、職場の同僚に一回一ポンド(約160円)でなでてもらい、集めたお金をBlue Crossに寄付するという趣旨だそうです。
イベント・サイトのアルバムを覗いてみると。。。
いるいる、みんな飼い主さんより一生懸命お仕事していますよ。
なんだかこの黒ラブフェリックスみたい。
Work like a dog...っていう慣用句がありますが、何せ正真正銘本物のDogですからねぇ、犬の名にかけて手抜きなどせずがんばっていることでしょう。
こちらのゴールデンは、どうやらロイヤルメール(英国の郵便サービス)で働いている模様。
(そういえば13日はロイヤルメールの一部の労働者がストライキしていたけど、16日は飼い主さんと共にちゃんと働いてくれるのかな?)
そして郵便配達の車にペットを乗せて働く元祖といえばこちら。。。
Postman Pat (BBCの子供向け番組のキャラクター)クリックでYoutubeのPostman Patのオープニングソングに飛びます。
かれこれ27年間も、黒白猫のJessと共にロイヤルメールで働いています。
ご主人様の運転する車の助手席に乗るだけでは飽き足らず、自分で運転席に座って働いているわんこも発見
安全第一でお願いします。
Blue Crossの調査によると、犬OKの職場の雇用主のうち、
90%は、職場に犬がいると職場の雰囲気がポジティブになった。
50%の職場で、欠席率が下がった。
56%の職場で対人関係の向上みられた。
67%の雇用主がスタッフのモラルの向上を実感した。
など、募金以外にも、なかなか良い効果が出ている様子。
もちろん、万人が犬好きなわけではありませんから、犬の苦手な人に対する配慮も必要です。
でも出社したわんこ達は、多くの場合人間の同僚に対して、精神的&肉体的に良い雰囲気を作ることに貢献していたのは確かなようで、単に犬を撫でるだけで、ストレスのレベルが下がり、更に血圧や心拍数も下がるのだとか。。。
昼間愛犬を留守番させている人たちにとっては、たまにはこんイベントがあれば嬉しいのにね。
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