4年前の春、全盲の紀州犬mixを飼い主が行政に持ち込み、殺処分寸前に引き取った「いち」が静かに旅立ちました、。
4年前の保護当時のいちです、見えない目で呼べばやって来てじっと見ました
とても穏やかな良い子でした、、人にも犬にも優しい子でした、。
この春頃から少しずつ弱ってきて、1ヶ月前からはほとんど寝たきりの生活でした。
1週間前からはもう何も食べなくなり昏々と眠り続けていましたが、赤ちゃんの様な甘えた声で「キュンキュン」と泣いたその朝静かに旅立ちました、。
我が家に来て4年の間、何もして上げられなかったことが悔やまれます、。
サラはもう10年ほど前に山中を放浪していたところを保護しました。
保護当時です、ガリガリに痩せていて後ろ足はトラバサミ(野生動物の捕獲罠)に掛かって腐っていました、。
人に捨てられ辛い思いをしたのに、とにかく人間大好きで、いつも駅前の募金会に行って皆さんから可愛がって貰いました、。
このところ高齢で心臓が悪くなって息苦しさが続いています。
お気に入りの美味しいものを少しだけ食べます、、立ち上がることも出来なくなりました、。
サラは本当に良く頑張って生き抜いたね、、そう誉めてやりたいと思います。
あと少し、サラとの時間を大切に過ごしたいなと考えてしまう私です、。