究極の『牛★ボーン』を探しに、不安そうなナッティを連れて、ペットショップPへと向かった。
途中、ペットショップPの近くにある『コウゼン公園』に、散歩ついでによった。
以前花見で訪れた時は、酔っ払ったゾンビが徘徊し、花びらよりゴミや食べ物が散乱していた。
しかし今回、キレイに清掃され、平日だからか山ゾーンもメインの芝生広場ももぬけのカラである。
ノーリードで公園を満喫した後、50mほどの山に登った。公園の上には神社があり、犬の水のみ場もある。
神の水を飲んだくれ、究極の『牛★ボーン』との出会いを祈願した後、ペットショップPへと向かった。
ペットショップPに着くと、ナッティは大喜びでご入場!ナッティとのデートで、公園→ペットショップのコースは、最高の演出である。
店内に客は居らず、貸切状態である。僕の頭の中に『スリラー』が流れ出し、さっそく店員を呼びつけた。
歯石対策と『牛★ボーン』について説明をきき、硬さ、大きさ、臭いをクリアした商品を尋ねた。
店員の「こちら」「こちら」「こちら」に対し、値段をチラリと見て、「これも」「これも」「これも」と、次々と紹介された3点をご購入し、ネバーランドへと帰った。
結局、アメリカ産ナチュラル牛ボーン、同じくアメリカ産スモーク牛皮ガムそしてスペイン産スモーク豚ボーンを買ったようである。
まず牛皮ガムを与えると、渡辺徹の如く噛み砕きだし、数分で完食しそうなゆえに、取り上げて小出しにする事に。
次に牛ボーンを与えるも、無味無臭であるからか、最初はひっかいたり、すべらして遊んだ後、噛みだした。豚ボーンは特別な日に与えるとしよう。
苦労して色々走り回ったが、長生きしてもらう為に、歯は本当に大事である。無我夢中で噛み噛みしてるナッティを見て、またいつか骨探しの旅に出ようと思った。
地質学の教授や学者達が、恐竜の骨探しにロマンを感じたように、僕も究極の『牛★ボーン』探しに、犬飼いのロマンがあると確信した。
ナッティ、いっぱい噛んで、歯を大切に。