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残念なお宿にイジけつつ、ナッティ的にもあまりお気に召さなかったようで。。。スリッパの履き替えやカーティンじゃなくふすま、何を持って犬飼いを呼ぶのか、それはワールドワイドウェブにのせた架空の世界である。
ホネはゼロの宿であった。が、1つだけ、そう1つだけここにしかない花が咲いていた。それは、“ 温泉 ” であった。
源泉かけ流しの浴槽は、硫黄臭、不潔感極まりないが、ひとたび足を踏み入れるとでら熱く、何じゃこれはとビクリツするも、ヌメッた体がウソみたくウルウル、35回転目にして温泉の効能はこれかい!と痛感した。
今までの温泉がバスロマンと化し、出の悪いシャワーもオンリーワンなドライヤーも、湯気と消えにし、わが身かな、一期一会の名湯を堪能、朝ごはんなしのプランでドロンドロン。。。
眠気覚ましに向かった先は三段壁、これまた大自然が創り上げた建造物に、恐怖すら覚える大スペクタクルであった。
踏み外すと確実に死す、この恐怖感こそここにある命である。ビルディングから見降ろすとはまた違った景色が広がり、ここでしばし風を感じた。
で、朝ごはん、何だかんだ言ってここしかなく、また切り目の入ったマグロがさばかれ、血を流す魚類を子供達は目を輝かせ見入った。
朝ごはんはOh!トロ、何だかんだ言っても日本人にとってマグロは見せもんじゃなく喰いもんである。これがびっくりするほどウマ五つであった。海の幸を喰らい尽くし、シャラ浜を後にした。
背後から襲いかかる武蔵坊も気にせず、野菜直売所よってってによってって、喰う・買う・散歩と大行進の旅路であった。
シャララ浜と平草原公園以外、ほとんど犬同伴可で、今回はトリオでお祭りマンボであった。今回のお宿はノーサンキューであるが、良い宿を見つけてまた訪れるとしよう。
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続いてたどり着いた次の目的地は。。。
円月島であった。正確に言うと見える沿岸部である。京都の寺みたく、何だかんだと入場料をとるスポットが多い中、ここは駐車場もタダ、ただ遊覧船が時折ウザいポジショニングであった。
大自然が創り上げたオブジェに関心×関心、次なる港へピーヒャラ×ピーヒャラ。。。
訪れたのは、シャララ浜であった。ここはワイハのキキワイかと思っちゃうくらいの景色が広がり、ナッティも大はしゃぎであった。砂が白く眩しく、春を通り越して真夏と錯覚してしまうほど太陽がサンサンであった。
が、しかし数時間後・・・。ペット禁止と気付く。。。皆さんも気をつけましょう。。。
続いてやってきたのは、三段壁、これまた大自然が刻んだシワの数、ナッティと一緒にシワを数え歩いた。岩の壁があるとこと、
岩のないところの風圧がでら違く、この風圧がシワを刻んだのであろう。しかし残念なことに自然に刻まれたシワよりも、人類が刻んだ落書きの方が多く目に入った。
気を取り直して、地ビールである “ ナギサビール ”を調達、ここではお食事と生を楽しめるようでお客様がギッシリであった。地ビール情報も収集でき、次は肴をとウッ!ハアー×ウッ!ハアー。。。
訪れたのはとれとれ市場、マグロ解体ショーでお金をとれとれ、どれどれと人は集まりだし。。。
マイクパフォーマンスにのせて、あらかじめ切り目を入れたマグロを豪快にさばき、各部位を最初は格安、後半はそこそこの値段で売りさばいた。シーシェパードに噛みつかれないように。。。
何だかんだと見て回り、試食を繰り返し満足×満足、肴をしいれていざ宴会へと今夜のお宿へ。。。
が、京都に引き続き、あえて名前は控えさせてもらうが、この日のお宿は、H.Pとでら違い、古さもさることながら設備・経営・サービス全てにおいて、思っていたヤツとは程遠いお宿であった。
うかつにも料理を豪華なオプション付きを頼んでおり、時が戻るなら素泊まりを選択であった。出された料理は決してマズくはないが、冷たく、仕事で帰りが遅い仮面夫婦の食卓のようであった。
とは言えナギサビールを飲んだらどーでもこーでも、亀田の試合を見逃すほど爆睡眠であった。。。
が、夜中の2時にナッティがソワソワ、霊的なオプションもあってかとにかく恐ろしい体験であった。
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試験とマラソンの疲れを癒す為、そして関西の春をわれ先にと、トリオで南へとワッショイ×ワッショイ。。。
で、いきなりの寄り道、梅にうるさいユウコが舵をきり、『 道の駅 南部川梅振興館 』 へ。。。
出迎えてくれたのは、アートなかかしであった。ナッティも吠えかかる不気味なオブジェであった。
気を取り直してまた寄り道、訪れたのは地元の新鮮な魚介類が手に入るお店 “ も・と・や ” であった。
新鮮なさかなくんがギョロギョロ、どれも生命が宿っており、食べモノというより生物であった。
で、さっそくするめとさんま寿司をモグモグモグ、ウマ10本足のお味であった。干物と等を買い上げて店を後に。。。
お店の裏にはキレイな海、大阪湾につながってる事がウソみたくキレイな海であった。しばし散歩を楽しんだ後、次なる港へバヒンッ!バヒンッ!
この日のランチは、“ PIZZERIA PESCATORI ” 海が見えるサイコーのロケーションのお店である。
クアトロフォルマッジをテイクアウトし、海を見ながらムシャムシャムシャ、新聞紙に包まれたそのお味は、まぁーまぁーまぁ、ここらじゃこれくらいで的なお味であった。
念のため申すと、決してマズく無いし、景色を含めここにしかないお味であった。
腹いっぱいで次なる港へ、ドスコイ×ドスコイ。。。 |
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迎えた最終日、恒例の初詣兼合格祈願、年に一度だけ小銭投げ込んで何百倍もの昇給を願うなんて虫のいい話であるが、取りあえずは祈願である。さらにトリオの健康など、別注であった。
誰もがそうであろうが、考えだしたら星の数ほど願い事があり、まとめて一言で言っちゃうとゲスいんで、身近な叶いそうなヤツを。。。
神社仏閣にとって、願い事の多様化、叶えるハードルもどんどん上がり、大変な昨今であるが、スピリチュアルスポットに輝けるよう、アレコレこじつけてがんばっとるこの頃である。
高校や大学受験のお子様に交じり、頭の良くなる神様に、トリオで拝み倒して参拝であった。
そして飲むだけでエラくなる水をグビグビ、ペットボトルに何杯も持ち帰る親子連れが行列をつくっていた。確かにキンキンに冷えた水は、頭がさえそうな気がワクワクである。
ナッティは御手洗の水をグビグビ、満足そうに飲んでいたが、偉くなったかはやぶの中である。
でも、僕は合格したわけだし、まんざらでも、と少しは思う次第である。また次のお受験時に、小銭を握りしめトリオで訪れるとしよう。
で、何だかんだと3日間は終わり、実家を後にした。日頃の慌ただしさから離れ、ゆっくりと過ごすつもりが、何だかんだと慌ただしく過ぎ去った。外国みたくバケーションがあればな、と思う。それも別注するべきであった。
で、遅くなったが、今年一年、36年間生きてて良かったなんてもちろん、36年間で一番の年になればな、と思う。さて、またトリオでさすらうストーリーを作るとしよう。。。 |
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朝早くに目覚めた二日目、ナッティのお散歩後、僕、ユウコそしてユウコのお父様とトリオで買い出しに。。。向かった先は夏に訪れてハマった “ 鵜方 ” であった。
最初に訪れたのは、 “ 丸義鮮魚店 ” 夏に黒アワビなど激安で仕入れたお店で、本当に高級魚や貝類が激安く、木津の朝市がぼったくりに思える安さであった。
今回は伊勢エビや名前忘れたが地元でとれた海の幸をお買い上げであった。
この日のランチは、ウナギの名店 “ 東山物産 ” 常に人が一杯で、冬だと言うのに土用の丑のような繁盛っぷりであった。写真では伝えきれないのが残念であるが、周辺に広がるウナギの焼き臭は、ビーグル犬でなくともたまらんフレグランスであった。
我慢が出来なかったのか、写真はブレブレ、ここの制度は並→特上と上がるにつれ、ウナギの枚数とサイドが豪華になるシステムで、見栄っぱりは腹いっぱい喰わされる名古屋人キラーのメニューであった。
そのお味は、、、ウマ五つ、ウナギはもちろん、その焼きの入れ方が、ウナギを知り尽くした職人が、最大限引き出してあげる技術があり、香ばしさとジューシーかつごはんとのハーモニーも素晴らしく、ウナギがウナギであるために、勝ち続けた逸品はんであった。
が、しかし喰い過ぎた。。。御馳走したお父様的には、大食い的な企画になってしまった。。。次回は並で。。。 気を取り直して次なる港へワッショイ×ワッショイ。。。
たどり着いた港は、鳥羽一郎の世界が広がる、安乗漁港、美まし国の逸品はん “ 安乗ふぐ ” が取れる漁港である。潮風になびく大漁旗、飛び立つカモメ、うまいもんの匂いがプンプンであった。
そして、安乗ふぐがお手ごろに喰らえる地元のお店 “ まるせい ” へ。。。先日野村監督夫妻がいい旅夢気分で立ち寄り、店の周辺は環状合流のように車がごった返していた。
水槽にはフグ・フグ・フグ、今回は用事で来れなかったお母様に気を使いお持ち帰り、ぜひ次回は店内で喰らいたいものである。
あっ反対やった。。。これが安乗ふぐである。これで15000YENは少しお高いが、味は家近スーパーの養殖もんとは比べもんにならず、ここにしかない逸品はーんであった。
安乗に灯台の名所があり、ちょっと寄り道、絵葉書になりそうな風景が広がった。。。
大漁旗をなびかせ実家に戻り、まな板の上の海老を喰らい、フグ鍋や海の幸を堪能であった。牛肉だけじゃなく、本当に食材が豊富で、いいところですな。。。
楽しい時間はあっちゅう間、二日目の夜が明けて最終日。。。
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早いもので、もう年が明けて3月である。お受験も終わり、先の見えない展開にややドキドキはあるものの、ナッティとのんびりと過ごす日々である。では、そろそろ新年の出来事を書きしたためるとしよう。
M−1もK−1も見逃し、慌ただしく迎えた新年、365日稼働の部署に勤務するため、正月も関係なく仕事の日々であった。
世間様から遅れることしばし、僕の正月休みにあわせて、恒例のユウコの実家にトリオで帰省であった。
で、いきなりの寄り道、前回夏の陣、不二家ラーメンでパンチの無さに達成感がなく、今回、三重県で一番と言われるつけ麺の名店 “ 開花屋 ” に訪れた。
で、僕はふつうのらぁめんを注文、メニューがひらがな記載にココはないなと腹をくくってすすったが、やはりしょせんひらがなのお味であった。
が、しかし、ユウコが頼んだつけ麺は。。。僕はつけ麺が好きではないが、これはしっかりと味がからむスープで、塩分を気にされる方ならアレだが、ウマ5頭のウマさであった。
結果オーライで大満足の後、街をトリオでブラブラブラ、和田金、牛銀とメダルラッシュな牛肉天国に、これまた老舗の丸中でみんなの夢をショッピングであった。
トリオで立ち寄るとお店にはゾロゾロと客が、それは滞在時間限定の看板犬が客を呼び込むのである。合びきでもくれんかな。。。
で、何だかんだと寄り道後、実家近くの城跡をブラブラ、やっぱ空気が違い、ナッティのテンションもハイハイハイであった。僕とナッティにとって故郷ではないが、まんざらそうでもない気持にさせてくれるのは、大自然と暖かみを感じる古い建造物のシチュエーションである。
毎回のことながら、牛肉を喰らい喰らい喰らい、初日の夜はふけていった。。。
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そして夏のダイジェスト最後は、ユウコの実家への旅、川に流れた後半の思い出は心に、寸前までのメモリーを書きしたためるとしよう。
今回、実家に行く前から寄り道、霜降り和牛の名産地の老舗ラーメン店 “ 不二家 ” であった。
関西人的にミルキーとラーメン?って想像するが、ベロをだした賞味期限が切れた原材料を使用していた洋菓子屋ではなく、この辺では不二家と言えば中華そば屋である。
ちょっとした行列に並んで、ユウコがオーダーした中華そば、そのお味は。。。薄っ!関西人には物足りん!物足りん感じであった。
で、僕がオーダーした焼きそば、違〜う、関西人的に焼きそばじゃなく皿うどんもしくはかた焼きそば、これは屋台とかで出すやつじゃなく、中華料理屋で出る感じであった。
で、そのお味は。。。薄っ!関西人には物足りん!物足りん感じであった。コショウを振りかけてもパンチがない、そんな感じであった。
でも決してマズくはなく、子供のころからこれを喰らっていれば、懐かしの味なのであろう。。。
デザートに近くのハチミツ屋さんの、抹茶アイスモナカをモグモグ、これはちゃんと味があり、違和感無く頂けた。
で、腹いっぱいで実家について早速川へ。。。川を見るとテンションハイ、ケータイをポッケに入れたままダイブ!もう3回目の悲劇である。
これが最後のショットとなり、旅の半ばにしてお役目御免であった。この後も黒アワビとの出会いや温泉や山登り、彩華ラーメンでしめるまで、盛だくの夏の思い出であった。
旅の半ばで写真は水に流れ、消えた部分は心の中、また書きしたためれるよう、再びさすらうとしよう。。。
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デカンショの呪いが解けたのか、旧携帯が復活!水没寸前までのメモリーを、うろ覚えながら書きしたためるとしよう。
次の日の朝、改めて" J,s hill GARDEN ”の素晴らしさを思いっきり思い知る。
緑の山に睨まれた大自然の中のガーデン、ヘビも現れたりしたが、それも良いことの前兆ととらえた。
床にはいつくばってイジけるナッティ、テーブルの上は。。。
絵画のような風景に新鮮な朝食、質もさることながら、量も学生相手の食堂のような盛りであった。次に訪れるなら、もっとゆっくり過ごしたい、そう思う。
ナッティも大自然がやっぱ大好きで、また来たいこの宿はホネ五つであった。
で、篠山を観光、まずは小西の黒豆パン、まあ名物の黒豆を町をあげてゴリ押しであるが、若干ウザいほど何でも黒豆だらけであった。
秋の数週間しか収穫できない黒い枝豆が、何故か地元の八百屋さんに売っていてお買い上げ、ナッティは黒い枝豆よりフルーツの方が気になるようであった。
酒蔵に地ビールはないかとチェック、残念ながら売っておらずであった。
地元で有名なパン屋さん、ナッティが突撃したくなるええ匂いであったことぐらいしか記憶が。。。
この日のランチは “ DONO ” のクアトロフォルマッジ、大雨にもかかわらず満員の店内、ものすごく期待してハードルを上げ過ぎたのか、このあたりでは一番の店、って感じのウマさであった。
そして最後は三田のKOYAMA王国、若干ゴーストなニュータウンも、このあたりは車と人だらけ、いくつもの館にゾロゾロと大移動であった。
さすがにナッティも旅の疲れかヨロヨロ、しかし、甘い匂いが疲れを忘れさせた。
天気も何故か雨に合わず、日本の原風景から城下町、大自然の宿にウマい牛肉、トリオで大満足の素晴らしい旅であった。
振り返るとまた行きたくなる、時間と金に余裕が出来たら、またトリオでさすらうとしよう。。。 |
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昭和の宿から日本の原風景を堪能した後のこの日のランチは、周山にある “ 登喜和 ”、老舗肉屋の経営するお食事処で、片手間と言うよりこちらが本業のような感じであった。
開店前の行列に駆け込んで入店、僕らのすぐ後ろは満席で30分待ちになった。店内はこぎれいで店員がゾロゾロ、不公平な順番に注文を取り、ようやくやってきた代物は。。。
ユウコがオーダーした、この日5名限定のA4ランクのステーキの定食、これがなんと2100YENであった。
そして僕が注文した、名物の和牛ハンバーグ定食、こちらも限定品でこの店の人気メニューである。
で、そのお味は、正直ハンバーグはごくごく普通、決してまずくはないが、どこでも喰えそうな普通においしいハンバーグであった。
一方ステーキの方は、さすが肉屋、ええ肉使っとる、これでこの値段、ウマ五つの絶品はんであった。
おみやに和牛のこま切れをお買い上げ、後日頂いたが、やはりウマ五つであった。京北、周山、美山、ここにしかないもんを満喫して、いざおさらばブギウギであった。
帰りの道中嵐山により道、駐車場難民であふれかえる車、少し遠くに車を止め、渡月橋を目指すと。。。人、人、人がゾロ、ゾロ、ゾロ、原宿のような人ごみであった。
渡月橋も人だらけ、見降ろす川も、船遊びの船がギッシり、セレブな遊覧船もエコノミーに映る光景であった。
このあと地元豆腐屋さんやタルト屋さんなどに立ち寄り、おみやを次々と買い上げた。
今回も素晴らしい旅であった。京都の奥深さを知り、またここに来たくなった。春夏秋冬、色んな顔をもつ町であり、ここにしかないもんも盛りだくである。次はどの季節にやって来ようか。。。
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京都の横っツラをかすめ北上、暖かかった大阪と違い早くも紅葉がチラホラ、周山街道をドライブすること小一時間、たどり着いたのは。。。
ユウコの友人夫妻が手作りで開店した京北のドッグカフェ&ドッグランであった。
静かな山奥、流れる川、犬飼いにとって理想のシチュエーション、時間を忘れてダラダラ過ごした。
ドッグカフェと言えどお食事も手作りのウマかもんで、ハンバーガーを喰らった事も忘れモグモグモグ、お腹がイッパイになったらまたランへ。。。
カフェでお茶してまたランへ。。。ドッグランはもちろん建造物そのものが手作りで、非常に温かい感じでいつまでも居座れそうな、初めて来たのにそんな気がしない空間であった。
この日来ていた他の犬たちも、とてもお遊び上手で、犬見知りのナッティも転校生にはならず、小型犬どもを追いかけた。開店から日没まで、ゆっくりと過ごしたい、そう思った。
まだまだ色々建築中で、次に訪れる時にはまた楽しみである。
で、あるモノを開店祝いに贈呈、ナッティトナカイが届けたあるモノとは、もみの木であった。植えてくれるかはわからんが、カフェとともに成長するもみの木をまた見に来たいものである。
すっかり暗くなって次に訪れたのは、美山で飲んでハマった羽田酒造の地ビール「周山街道」を買いに羽田酒造の蔵元へ。。。
ユウコは上のビアガーデンで3種類の生ビールをグビグビ、僕とナッティは玄関でお留守番であった。地元のスーパーを物色した後、この日のお宿へ。。。
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これまたしばし以前のお話、トリオでお出かけ、とりあえず『 あるモノ 』を手に入れる為、最初に向かったのは八幡市のホームセンター“ ムサシ ” 、普通のホームセンターと違い、とにかくデカい、何でもあるとの情報を聞きつけたどり着いたら。。。
若干、売れ残り感がある住宅街の中に、城壁のような立体駐車場、どんだけの需要を見込んだのか、平面駐車場もガラ〜ん。。。まさにラスベガスサイズであった。
とりあえず裏にあった公園をお散歩、ウンを持してホームセンターの園芸コーナーへ。。。
広い屋内外が森のように茂り、この売り場だけでCO²排出を、そこそこ削減できそうなほどギッシりであった。あるモノも色々な種類があり、車に乗るお手頃なサイズを仕入れ、続いてペットコーナーへ。。。
堺浜同様、犬★カートに乗ってのアトラクション、ナッティは右から左からオヤツにオモチャ、時折身を乗り出して熱心に視察であった。
ぶっちゃけペットコーナーは堺浜のように熱さはなく、所詮ホームセンターレベルであった。通路もデカく、もっとじっくり見て回りたかったが、あるモノを届けるため、ムサシを後にした。
次なる港はまだ遠いが、腹が減ったんで道中寄り道、立ち寄ったのは、春の京都旅で突然の休業日で食べ損ねた“ MAHALO ”、ハワイな店名であるが、九条ネギバーガーが有名な和的なハンバーガー屋である。
ご主人に確認すると、犬可と言うことでイートイン!家族経営なのかものすごくアットホームに迎え入れてくれた。
九条ネギ味噌バーガーを頼んだ後、飼い主より先にナッティのごはん、しつけ上いかんのかもだが、空腹のビーグルと飲食店に入るのは危険である。
続いて飼い主さんのごはん、そのお味は。。。本田味噌、九条ネギ、他に賀茂ナスを使うなど地元産の食材を使った点は、ここに着てこそであるが、お味としては合わん事もないが。。。
基本味噌嫌いの僕なんで、だったら喰うなと言われそうだが、マヨネーズを入れるともう少し食べやすくなるのかな、と思った。
でも、店の方温かさはハワイアンだし、京都ならではなんで、ここにしか咲かない花には間違いない、そう思う。
次もあるんで腹3分で店を後に、次なる港へワッショイ&ワッショイ!
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岡山のウマいもんを求めて道の駅をさまよった後、遅めのお昼ごはんを喰らいに街まで。。。
大阪に比べ、交差点に交差点名が無く、カーナビゲーションがなくYahoo!の地図を頼りに行動する我々にとって、実に不親切な感じであったが。。。
ようやくたどり着いたのは“ えびめしや ” その名のえびめしが名物のお店である。
外はえびめし一色であったが、中は洋食屋さん的な感じで、えびめしは数あるメニューの一品のポジショニングであった。
で、その味は・・・失礼にあたるかもだが、B級グルメの王道的なお味で、僕的には週一ペースでもいける、そんな特別ウマくもなく決して不味くもなく、これ以上は求めない完成されたB級グルメであった。
ただ、店員の方の教育が行き届いているのか、いいバイトが集まったのかはわからんが、勘違いするほど丁寧にお見送りであった。
続いて旅の恒例となりつつあるご当地バーガーを喰らいに、“ RACCOS BURGER ” へ。。。
京都三条のような細い町屋もどきの町並み、ついお店で喰らいたいと交渉、他の客人に確認の後、ナッティをウエルカムとの事で、トリオでイートインであった。
ファンキーな店内、ガールズロックな雰囲気に、ガールズビーグルはソワソワ、残念ながらゲージイン、そしてオーダーは『ワカモノバーガー』アボカドがドボドボ、これで650YENはお得である。
そのお味は・・・飲みもんだけでいいと言っていたユウコが半分近く喰らうほどウマ五つで、ここにしかない逸品はんであった。
終わりよければ最後よし、本当にトリオで大満足の旅であった。まだこの街に来たい、この街に来たい、そう思った。ナッティもそうに違いない、そう思った。
自分探しの旅に世界中をさすらった中田ヒデもいまは日本各地をいい旅夢気分である。
京都、滋賀、三重、岡山、ここ45日スパンでトリオ旅に出ているが、日本にはまだまだお宝が星の数ほどあり、僕らを待っている。さて、45日後にはどこをほっつき歩いてる事やら。。。 |
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岡山県と言えばキビダンゴ、ぐらいしか出てこなかったが、チェックするとここにしかないもんがケッコー出てきて。。。
ある逸品さんを求めて西へ向かう途中、昨日引き続き牧場めぐり、ぶらり立ち寄ったのは、“ 安富牧場 ” ジェラートが有名な直売所ファミーユがあり、ヤギやブタはいないが、お馬さんバヒンバヒン。
馬の存在を知ってか知らずか全無視、草むらのカエル軍団の方が興味を示していた。
そしてジェラートとのお味は・・・このシチュエーションで、新鮮さでウマくないわけなく、口どけフレッシュな獲れたてのジェラートであった。
そしてこの日の目的地もまた牧場、絵本の世界のような光景、おとぎ話のようなシチュエーションにしばしビクリツであった。
訪れたのは、“ 吉田牧場 ” 落合シェフも絶賛の手に入らないカマンベールをとやって来た。
牧場周辺を散歩の許可を頂きウロウロ、さすがにナッティは疲れたのかヨロヨロ、ぶっちゃけカマンベールなんて日本人の口に合うとは思わんが、ここに来て買う、その冒険こそが宝の一部である。
さておみやも買占めそろそろウマいもんでも。。。
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地ビールを求めて道の駅をさまよった後、この日のお宿へ。。。
去年に引き続き、訪れたのは、日本のエーゲ海 “ 牛窓 ” にある『 ラハイナ 』、一年ぶりのこの場所は、何も変わらない景色が広がり、ナッティももちろん大はしゃぎであった。
去年出来たてのランに比べると若干芝生が弱っていたが、そんな事は気にせずナッティはさらに芝生を弱らせる走りっぷりであった。ヘルニア共和国なんてもうおとぎ話である。
暗くなるまで、暗くなっても走り続けた。その姿を見て来て良かった、そう思った。
そして何もナッティだけが大はしゃぎなわけではなく、僕らも晩ごはんのBBQにビールに大盛り上がりであった。ナッティちゃん醤油はデラうまく、ナッティの写真が無くとも手に入れたい逸品はんであった。
やがて東から天照大神が顔を出し、去年同様ビーチまでお出迎えであった。ランダムな波も何も変わらず、トリオで渚を大行進であった。
本当に素晴らしい朝で、いつの日かエーゲ海が、ギリシャの牛窓と呼ばれる日が来ても何ら不思議ではない風景であった。
朝ごはんもデラうまく、ナッティちゃん醤油は何にかければと戸惑ったが、エーゲ海もどきの食卓には欠かせない風景である。
年に一回、実家と変わらない頻度であるが、トリオお気に入りのこの場所に、またやってくるとしよう。
ドッグランに後ろ足をひかれつつ、次なる港に向かい、西へ西へ。 |
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腹6分で西へ西へ、たどり着いた港は。。。
ヤギ・ヤギ・ヤギ・ヤギ・ヤギ・ヤギ・ヤギ・ヤギ・・・。
ブヒッ・ブヒッ・ブヒッ・ブヒッ・・・。
ピョン・ピョン・ピョン・ピョン・・・。
ルーラルカプリ農場、犬ももちろんウエルカムの動物たちの脱獄天国である。
ここはヤギミルクのヨーグルト等を生産販売するヤギ牧場で、のどか、ほのぼの、といった感じで、時間がない空間であった。
ナッティはヤギ軍団にビビっていたが、ヤギミルクにはまっしぐらであった。ヤギミルクのお味は・・・ワイルド、ワイルド、乳くさい感じで、ホルスタインがオートマチックに感じられる、生々しさであった。
看板ヤギ的なこの方がお出迎え、ヤギミルクまっしぐらのナッティがビーチクに噛みついてはいかんので、若干警戒しつつふれあった。
懐のデカさを感じた小林代表、決して営利目的でなく、ヤギやその他動物を愛し、ここを作られたんだなー、と思った。
ハンモックのブランコ、牧場のフレグランス、自然に囲まれた空間で過ごす時間、都会とは意味が違う、時は金なりをタダで堪能であった。
ヤギミルクの後ろ髪にひかれるナッティを連れて、次の港へ。。。
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9月の終わり頃、ナッティの腰は仮病だったかのように元気、月に一度訪れる現実逃避行、うまいもん求めて西へ西へ。。。
覚えあるこの匂いをクンクン、去年に続いて赤穂の名店『 さくらぐみ 』、せめて年に一回でもでらウマいもんを、とまたこの場所に。
タイヤ屋がほざく星の数であーだこーだ騒がしいこの頃であるが、星の数ほどウマいもんはあり、数字で表すなんて味のわからん奴らの目印である。
今回も赤穂城跡前の公園でランチ、一年ぶりであるがやはり生地、生地がハンパなくウマく、年に一度ってのがせつなく感じる絶品さんであった。
生ハムもモッツァレラももちろんウマいが、グリコのソーセージでも何でもこの生地にかかればウマいもんに変えちまう、魔法じかけ粉もんであった。
正直言って町は寂れた感じで満ち溢れていたが、ここだけは満開であった。小さな港町であるが、ここにしか咲かない桜を満喫であった。
腹6分程度で次なる港を目指して西へ、西へ。。。
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次の日の朝、改めて" J,s hill GARDEN ”の素晴らしさを思いっきり思い知る。
静かな朝、広がる大自然、大喜びで駆け出すナッティ、愛犬家の夢に描く朝であった。
朝食もでらウマく、ただのド☆田舎であるが、本当に贅沢な空間であった。
残念ではあるが、つい最近ケータイが川をどんぶらこ、黒い枝豆もDONOのピザもトリオで歩いた街並みも水にお流れであるが、本当に楽しい旅であった。
うまいもんめぐり逢い、トリオで過ごす時間、全てに大満足な旅であった。
この後、いつもの淀川花火大会、ユウコの実家への旅などのメモリーも夢のまた夢、まだ見慣れぬケータイとまた、新しい時間を更新するとしよう。。。 |
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グラマラスな雨もようやく止み、午前の豪雨がウソみたく太陽がギラギラ、美山から次に目指したのは丹波篠山、向かう道中の田舎道、カヤブキの家はポツポツとつながり、今朝見てきた中之島のビルディングが遠い国のようであった。
夕方にたどり着いた篠山城跡、天守閣は夢の後、美山同様人がおらず、トリオで数分で落城であった。
名残惜しく建てらてた天守台からの見晴らしは。。。どの方角もごくごく普通のド田舎であった。
この日のディナーはJAささやま直営のレストランで丹波篠山牛、しかしシェフが帰る6時に閉店、5時過ぎに駆け込みラストオーダーであった。
まず僕が頼んだのは牛トロ丼、ここいらの名物らしくお味はまずまず、篠山牛に地元名産のトロロをコラボであったが、これ以外の調理法で頂く方がより肉を美味しく頂ける、そう思った。
ユウコが何のためらいもなく頼んだ篠山牛のステイク、味はサイコーであったが味噌だれってのが東海人のユウコでも受け付けず、これまた塩コショウやワサビ醤油でええやんけ、と思った。
夕方6時に腹いっぱい、今夜のお宿の " J,s hill GARDEN ” に向かった。
立地条件で選んだものの、着いてみたら。。。でらええとこで、大自然に囲まれた森の妖精のアジト的なオアシスであった。
お部屋もオシャレな内外装で、この空間を犬可にするオーナー様の大きな心意気にあっぱれであった。
近くの草山温泉は人がおらず貸切の露天風呂をグラビアアイドルのように走り回った。
風呂上がりの美山の地ビールは格別で、本当にいい旅夢気分であった。早めの夜ごはんのおかげで、夏の夜長を満喫であった。
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次の目的地である美山に到着、とグラマラスな雨も鳴り止み、まずは地元産のええもんを買い出しに道の駅へ。。。
松田ファームのハム、地ビール、美山牛乳、ブルーベリー、美山ロール、そしてソフトクリーム等、このド☆田舎で、こんなにお宝がザックザックであった。
車に乗るとまたグラマラスな雨が。。。車に乗ると雨が降る、不思議ちゃんな体験であるが、次の目的地に着くと。。。
また何故か雨は止んで・・・。で、着いたそこは・・・古き良き日本の風景であるが、逆にミステリアスに感じるほど、郵政民営化なんて100年後ぐらい的な前世の風景が。。。
雨のおかげで観光客も散らばり人も少なく、トリオでゆっくりと散策であった。
登った裏山にはワイルドなモンキーが雄たけびをあげ、ナッテイもミステリアスなシチュエーションにやや戸惑い気味であった。
古民家を改造したカフェやパンやさんがあり、店先、いや玄関先で頂くお茶は、でら神秘的でかつ心が洗われるような空間であった。
実際ここで暮らす人からすれば、迷惑な話かもであるが、この辺をウロウロする、それだけで何だか癒されるスポットであった。しかし、天気の良い日とかこの細い道が原宿みたくなるのであろう。
最後にずっとそのまま、そのまんまの神社にトリオでお参り、芸人魂に火がついたのか舞台の上でケラケラと大笑いであった。
あいにくの天気であったが、逆にそれがこの村を孤立化させ、僕らトリオに貴重な時間を下さった、ような気がした。
ごくごく当たり前だった風景、ごくごく自然な日本の風景がここに残り、変わらない事がマジックで、何もない事がトリッキーであった。ジンガイで無くともファンタスティックな空間に、魅せられた。
車に乗るとまたしても雨、次なる港は。。。 |
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仕事が忙しい。忙しさから逃れたい願望から、どこか遠くへ行ってみたく好奇心がワクワク、旅の始まりなんて経済的余裕さえあればいつだって行けるもんで、いつもは無い経済的余裕も、年に2回のこの時期だけは特別である。
最初は行ってみたいな的な浅はかな思いであったが、行きたいスポットが次々湧いてきて、ダメもとで1週間前にお宿に問い合わせたらなんとキャンセル空き!
長びく梅雨も勝手に梅雨明け宣言、今にも降り出しそうな雲を蹴散らすかのように、トリオで旅路へ。。。
向かった先は日本の故郷“ 京都美山 ” 古き良き日本家屋が残る緑豊かなド田舎である。
箕面でグラマラスな雨ニモ負ケズ、最初に向かったのは、『 おかげさんで 』、ドッグカフェ&お食事処であるが、何よりもそのビジュアルにひかれたどり着いたら。。。
雨はやんでいて、実際見るお店は、、、すごい!欧米人でなくとも絶賛する建造物、大自然とのコラボは、映画のセットみたいな安っぽいもんじゃなく、タイムスリップである。
庭先にビーグルは不似合いかもだが、何十年前のあたりまえの日本の風景であるが、今ではここにしかない風景であった。
昭和のお食事処も、現代では料亭の趣である。流れるモーツアルトに広がる緑の風景、しばし、しばし堪能であった。
お店の方ゴリ押しの吉野辺定食1200YENをオーダー、とろけるブタさんの角煮はウマ3つ、その他一品一品が逸品さんで、とても美味しく頂いた。
食事の後はドッグランへ。。。建物や人間の食べもんなんてわからんくても、ドッグランでは大はしゃぎであった。
ステキな空間での美味しい食事に、ドッグラン付き、本当に理想の実家に帰ってきた感覚で、犬飼いの故郷てきなお店であった。
看板犬と会えなかったのが残念ではあるが、次の目的地へ向かうとまたグラマラスな豪雨が。。。 |
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近江八幡を満喫した後、暑さにやられて水面にぶらり途中下車、湖西と違い対岸のこちらは水が汚れているかと聞いていたが。。。
全然キレイであった。さっそくナッティはジャバジャバ、ゆっくりと水につかりつつ。。。
いや、やめとこうかなみたいなためらいを繰り返し。。。
大海原へ。海のように塩や波もないし、川のような流れもなく、湖は安全で犬の水遊びにはおあつらえである。
しかし、ごく一部を除いて、7月〜8月まで犬の遊泳が禁止になり、水瓶を人間様が独占である。理由はどうあれ、所詮都合の良い話である。
最初で最後の夏を知ってか、帰りたくないとジタバタであった。本当に湖が大好きになったようである。最後の最後まで抵抗であった。
そして最後の目的地、地元のショッピングセンターへ。。。伊吹ハムを取り扱いとの噂に駆けつけ、ソーセージを購入した。味にも驚いたが、お値段にも驚いた。
最後の最後にまた湖畔の公園へ。。。自然が多く残り、水がキレイでナッティも大満足の旅路であった。
滋賀のここにしかないもんはまだまだあり、また来たい期待がワクワクである。またトリオで残り福をかっさらいに訪れるとしよう。 |
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チェックアウト済ませ向かった先は、琵琶湖大橋の道の駅、新旭風車村をほうふつさせる観覧車であったが、道の駅はでらく賑わっていた。
アワビダケ等、滋賀名産品を買占め、この日の観光メイン近江八幡へ。。。琵琶湖の周辺道路は信号が無く、快適なドライブであった。
まずは近江八幡宮へお参り、ついで参りであるが、ここはタスポ効果以上のクラブハリエ&たねや効果が信仰心の源である。
つづいて街並みを散策、ナッティが川を流れる何かを発見!それは大きな桃やヘドロまみれのカーネルサンダースではなく。。。
あきんど2号であった。情緒あふれる街並みを、小舟に揺られてどんぶらこ、ジャングルクルーズ的なマイクロフォンに観光案内を日本銀行券で取引であった。
ここにしかない風景、ここでしか味わえない風景、の中をお散歩する、それこそが犬飼いの旅路の醍醐味である。
石垣の木造住宅に潜むネコに時折うなり声をあげつつ、ナッティは大行進であった。
この日のランチは、“ 千里庵 ”近江牛を激安く味わえ、テラスってゆうかテント席は犬可で、いい旅夢気分のロケ地である。
ユウコはためらいもなく石焼ステーキ御膳、昼間っぱっから肉に撃たれて。。。
僕は近江牛と言えど、ご当地なネーミングこそ個性の主張で、味はスーパーのええ肉との概念があったが、それを覆すウマウマであった。
特に脂部分に甘みがあり、これはこれでウマ五つであった。
そして僕が頼んだ近江牛の焼肉定食、量がハンパなく、味は、、、定食屋の焼肉定食的なみたいな。。。味付けがご飯を進ませる、そんな感じであった。
デザートの池田牧場の近江米のジェラートが、肉喰らいの胃袋をクリーミーに和ませた。
そしておみやのバームクーヘンを買い、メンソレータムの近江兄弟社の関わりに関心しつつ、次なる港へ。。。
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二日目の朝、ログハウスの窓から差し込む明かりに何度も目を覚まし、二度寝を繰り返した。
大自然のライトに無理から起こされ、昨日の疲れはどこへやら、ナッティを連れて朝の森へ。。。
あいにくの小雨であったが、森の木々が雨傘となりて、マイナスイオンの霧の中であった。
うすうすここはパターゴルフ場ではとは気付いていたりもしたが、その後引き返したかどうかはやぶの中へ。。。
ナッティは何かを確認するかのように、慎重に匂い歩いた。静かな湖畔の森の朝、早起きは得とゆうか、贅沢な時間をゆっくりと味わった。
宿に戻っての朝食、貸切のレストラン、窓の向こうに広がる大自然、流れるクラッシック音楽、マクドや北野ホテルでさえ味わえない贅沢な空間で頂いた。
食べる事、それこそがメインであるが、そのシチュエーションによって料理は完成されるのである。真夏の部活、こっそりと飲んだ水道水のウマさと同じくしてである。
今回のお宿はオーベルジュ、もちろんお食事や対応はそこそこ、若干潔癖な僕的には何だかなであるが、犬的にナッティが落ち着いていたログハウスや居心地は良しとしてホネ2つであった。
さて、チェックアウトを済ませ、次なる港へどんぶらこ×どんぶらこ。。。
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今回の旅の宿は“ オーベルジュ・メソン ” 意味ありげな別荘地にひっそりとたたずむ、泊まれるレストランなのかレストランの宿的な感じであった。離れのログハウスは犬可で、犬施設こそないが、来るなら来れば的な感じであった。
H.Pとイメージが違い、若干ストレスを感じざる得ない道のりの先、駐車場も坂になっており、平野に暮らす僕的にはイライラであった。
商いが行われてるかと言うより、実家に帰ってきた感じで、人気はあるのだが・・・。ごく普通のチェックインであるが、突然の客人のようなお出迎えであった。
が、その印象を変えるように笑顔で女性の方が現れ、丁寧にご案内であった。が、まさかの土足厳禁、部屋の半ばまでズカズカと入った矢先の事であった。ここでも女性は笑顔を絶やさなかった。
先にログハウスに案内され、ナッティともども部屋を物色、が、まさかの土足厳禁、部屋の半ばまでズカズカと入った矢先の事であった。それでも女性は笑顔であった。
小さな問題フツフツ、プライバシーやキャナダ産の建物のカギが、カギがかけづらいことかけづらいこと。その他小言はわいてくるも、陽気な音楽に消されていった。
ログハウスでスリッパ、違和感がありながらも心が広い宿サイドのもてなしに、犬飼い的にはホッとした。部屋は広く周りの大自然もナイスなシチュエーション、別荘を借りたようなゴージャスなリゾートであった。
そしてお楽しみのディナー、やはりここでのお目当てはお食事である。広い店内はほぼ貸切、窓の外の緑、流れる音楽、素晴らすいシチュエーションに王道的な料理が繰り出された。
メインのフィレステイクはとろけるやわらかさ、とろけるやわらかさであった。地元産の野菜とか、正直よくわからん!とにかくとろけるやわらかさであった。
ケチをつけるならば、やはりスリッパはちょっと・・・。万が一ガチガチにキメて訪れた人は、授業参観みたくなるような。。。ウマけりゃイイっちゃイイのであるが。
食後の余韻もそこそこ、夜9時に閉まる近所の温泉施設にGO!であった。イイ湯を堪能する志半ばで追い出されたが、お留守番のナッティは大喜びであった。
さすがに遊び疲れたのか、バタりと横たわりピクりともしなかった。ナッティはこの宿がけっこーお気に召したようで、わがもの顔で住み着いていた。犬の宿ではないが、森の匂いや自然に囲まれたログハウスだったからかもである。
9時閉店の温泉施設のおかげで夜が長く感じた。静かな音のしない夜、ごくごく普通の事であるが、どこにでもあるわけじゃなく、それこそが贅沢であった。 |
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続いて向かったのは琵琶湖にある海水浴場?湖水浴場?大海原とはいかなくとも、井の中の蛙でもナッティは十分である。
滋賀県民の名誉のために言っておくが、あくまでも滋賀ネタが尽きたのではなく、僕の描いたしおり上、水瓶遊びになった、ただそれだけである。
琵琶湖大橋周辺の琵琶湖は対岸が見えて、思てたんとちゃう感じであった。所詮湖サイズの番長か、となめてかかってたら。。。
ザッパー!日本海と間違えたのかと思うほどの大海原、対岸はおろか地動説さえ疑うほどの大きな海であった。この日は風が強く、タイガーショットを跳ね返すほどの大波に興味深々であった。
やってきたのは、“ R cafe ” 駅前にあるR何歳でも犬可のカフェで、ドッグラン&プライベートビーチ付き、湖のリゾートというより西海岸のような的なであった。
カフェで普通より40YEN程割高いプレミアなコーヒーをすすりつつ、湖を眺めつつしばしバカンスであった。
ビーチで波とたわむれた後、ドッグランへ。。。すぐ近くを走る電車、回りの田んぼ、ロプロスのような怪鳥に違和感はなく、ナッティは楽しそうにランランランであった。
この日のお客様が、プードルやチワワで、ナッティはさらにハイテンションプリーズで追いかけっこであった。
僕は一見さんで店からも何もであるが、ここはとても時間がゆるく、愛犬とご一緒にはおあつらえのホネ五つのスポットであった。
そしてこの日の宿に行く前、少し時間があったので『 道の駅 新旭風車村 』へ寄り道、HPで見たのとは大違い、ツッコミどころ満載の施設であった。
ドッグランは閉鎖中でクモが巣を張りめぐらせ、シンボルの風車は動く気配どころか動く構造では無い!園内各所に建てられた公園の維持のため、100YENご協力の機械、人はけっこーいるも静かなのは、言葉を奪われる光景からであろう。
まあ、ナッティもうんこりんを済ませたし、道の駅での役割的にははたせたかなと。。。そして後ろ髪ひかれることなく今晩の宿へ。。。 |
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先週末、トリオでさすらいの旅路へ。。。向かったのは“ 滋賀県 ”、思い浮かぶのは、武装したネコの着ぐるみ と 近畿の水瓶ぐらいであるが、そこにしかないもんもあろうもんである。
まずは皇子が丘公園でお散歩、雨の予報は見事なまでにハズれ、あまりの暑さにナッティは近畿の水瓶に流れ込む小川で大暴走であった。
アジサイもカラ梅雨入りにパラパラ3分咲き、緑に囲まれた蒸し暑い森を、水面を求めてウロウロであった。
天照大御のメンチにやられ車に退散、そしてまず1つめのここにしかないもんを求めて鳩のマークのスーパーマーケットへ。。。
それは、“ 丸中醤油 ” 昔ながらの製法にこだわった、丸中ソウルがウルトラ詰まった醤油であるが、鳩のマークのスーパーでしか買えない極上の逸品である。
そしてお昼時、この日のランチは、『 AUNTY-MEE BURGER 』 ここでしか喰らえない極上のハンバーガーである。
HPと違い旧店舗のお隣にデカく構えたお店は、大きなバイクがおあつらえのメリケンのカントリー使用であった。
この日は嫁店長が体調不良でお休み、旦那様はスーパーサイズ・ミーな感じでさらになれなれしく、僕はめっちゃウマい方のエッグバーガー、ユウコはチーズバーガーをオーダーして待つことしばし・・・。
そのお味は・・・。ハンバーグはウマ3つであるが、バンズがソフトな感じで軽すぎるような・・・。でもオヤツな感じではうまかとデスです。
僕みたいなB級グルメのB級評論家が語るのは信憑性がないということで語らせてもらうと、例えばYOKOJIやウ・ポンテはパンデュース、エスケールやボーノはエスケールのバンズを使用している。
たかがパン、されどパン、目立たないようで意外とお味を左右する、あると思います。
まっでもここに来て喰らう、それもまた醍醐味である。腹八分で店を後にし、次に向かったのは。。。 |
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チェックアウトを済ませ、向かった先は、『 松野醤油 』であった。
デパートメントストアでお見かけの老舗醤油の本店で、昔ながらの製法で作られた醤油の名店である。実際今使用しているが、半額で手に入れた刺身が、獲れたてのようにウマ倍増である。
鼻にくる匂い、店の趣、店のオバちゃん、全てがここでしかない要重要文化財であった。
続いて哲学の道に移動、銀閣寺が修復工事中であったが、趣のある小道は人がゾロゾロであった。
さらに賀茂川もお散歩、こちらは三条や四条付近の鴨川ではなく下賀茂神社付近、静かで生活感あふれるお散歩スポットであった。
続いてランチ、京都のハンバーガーを喰らいに行くも臨時休業、しかたなく地味な京使用のMドナルドでドライブスルーであった。
続いてスイーツを求めて『 K子職人 』へ。正直よくぞ職人と謳えたなみたいな。。。
気を取り直して京都御所へ。。。広い敷地に桜や梅が咲いており、犬連れも多かった。
続いてブラウニーブレッド&ベーグルズでベーグルを買占め占め、狭い店内を女性たちがゾロゾロであった。
最後は『 本田味噌 』、味噌の老舗で味噌ラスクを購入、味は。。。僕個人的には味噌がよけいかと。。。
お土産をずっしり買占め、京を後にした。ここにしかないもんがたくさんあり、ここでしか味わえない空気や景色もいっぱいであった。
まだまだここでしかないもんは山ほどあり、やはりでら大きな都である。またトリオでやって来るとしよう。
さてお次はどちらの都へ。。。 |
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京都二日目の早朝、寝心地がいい羽毛布団から抜け出しトリオでヤブの中へ。。。
数時間後には観光客でごった返す竹林をトリオで貸切、贅沢な風情を味わいつつお散歩であった。
渡月橋にも人はパラパラ、逆に本当に嵐山なのか何なのかわからないぐらいの夢の中であった。
宿に戻り朝ごはん、ファミレスのバイキングには出せない、手作り感あふれる朝食であった。
腹ごしらえの後、お庭でボール遊び、旅立つのを嫌ってかいつまでも追いかけた。
ここのお宿は犬可なのかと不安のよぎるキレイさであった。羽毛布団はマルチ商法なら50万円は下らんであろう代物で、エアーコンディショナーの弱さをカバーしていた。
嵐山界隈などのお散歩スポット、徒歩2分ぐらいに天然温泉、周辺環境も非常によくホネ三つのお宿であった。
ただ、あまりにもキレイ過ぎで粗相が許されない重圧は、旅慣れしていない犬飼いには相当であろう。今回は無事ご迷惑をおかけする事無く、宿を後にした。
また冬の京都でも訪れた際に、お世話になるとしよう。
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平和だった3月、ユウコとナッティを連れ京都に旅行へ。ミステリーやサスペンスな街だけでなく、春の京都は関西屈指のお出かけスポットである。
まずは外資系に買収され、無理から和洋折衷な外装に仕上げられたホテルの地下駐車場へ。観光地にありがちな割高な駐車場を避けるため事前にチェックは要必要である。
まず最初に訪れたのは、『南禅寺』古き良き姿の水道路があり、犬散歩可で無料、犬飼いには敷居の低いおすすめスポットである。
水の流れに逆らいつつ上流へお散歩、自然のフレグランスに癒しのサウンドに大行進であった。
寺の裏は山道が続き、ナッティは大喜びで駆けまわり、静寂を切り裂いた。
お散歩を終え、ナッティのランチは京都でもいつもの犬★フード、僕らのランチは京都のピザの名店『ダ・ユウキ』であった。
クアトロフォルマッジを平安神宮でパクパク、これがこれが名の通り4種のチーズをロシアンルーレット的に味わえる、ウマ五つの絶品さんであった。
腹いっぱいになって岡崎エリアから町屋がズラりの三条へ移動、がま口のまつひろ商店に寄り道した後、バレンタインのお返しを買いにハチミツの名店 『miel mie』 へ。鼻の利くナッティはハチミツを嗅ぎつけたのかペロりであった。
続いて町屋のドッグカフェ 『 NEST 』へ。いい感じの店内では撮影会が行われており、町屋にビーグルのアンマッチが逆に斬新であった。
この後、残念な事に雨がザーザー、予定していた東山花灯路は断念して晩ごはんへ。。。
選んだお店は『 高安 』、ラーメン激戦区の一乗寺でもひと際大行列に味を確信し、参列した。
60年代に描いた近未来のポップな内装から出てきたのは、ピチカート・ファイブやブラニフエアラインのCAではなく、老舗のTシャツのオヤジさんであった。
まずはラーメンはポップな店内とは逆に、ド☆演歌を思わせる深い味、でらウマ五つの絶品であった。
続いてセットで頼んだから揚げ、まずデカッ!続いて見た目と違いかるくカラッと、ほんのりカレー味が食を進ませ、ビーグルでなくとも完食できそうな代物であった。
そして宿へ。。。今回のお宿は『 Kーyard 』 嵐山近くにある犬可の素泊まりの宿である。
宿の近所にある『天山の湯』で温泉を満喫、天気は曇りがちであったが、トリオで大満足の1日目であった。。。
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三日目、隣近所の新築工事の為午前中から停電、追い出されるかのようにお出かけであった。
まずは初詣、去年と同じお受験の神様に願い事を。。。今日願い事のニーズも多様化し、お守りの種類もカテゴリーがもりだくであった。神社仏閣も生き残りをかけ、あの手この手で必死である。本当に願い事を言いたいのは神様の方かもしれない。
続いて南の方の海へ移動、道の駅でマンボウのから揚げと焼いたものを喰らった。これがウソみたくうまうまであった。
そしてユウコが小学生の頃からごひいきにしているお店へ。。。いつもの天ぷら定食とやらを御馳走になったが、こんな高価なウマいもんを小学生で・・・。格差社会は20年前から存在していたのである。
そして最後にお父様がかるく知ってるみたいな寺へ。。。私有地てきなお庭には正月早々梅が咲き誇っていた。少し南に行くだけでずい分と温かい感じがした。
そして僕らの三が日は終わり、実家を後にした。いつもいつも同じことを書くかもであるが、本当に楽しくのんびりと過ごした。ナッティも大満足であった。
変わらない景色、変わらない自然、いつもいつも思うことだがまたトリオで訪れる日を楽しみに、現実の世界に戻るとしよう。
さて、お受験の神様にお願いしたのは、またしても2月に昇進試験があるからである。
夜な夜なブログを更新してるのもお勉強の合間、受験戦争に終戦の日はまだ遠く、神の手をかりてでもの山あり谷ありまだなお続く最前線である。
景気の動向からか今年から課題は増え、ハードルも上がる一方である。定年まで続くとゾッとするが、参戦出来るだけ幸せとポジポジ、早めの桜を咲かせるようがんばるとしよう。
さて言っちまった以上、何とかしなきゃなんでそろそろ勉強に戻るとしよう。 |
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二日目、いつ来てもであるが朝は早い。前日から続く腹いっぱい、朝ごはんもテキトーに済ませナッティの朝のお散歩へ。
昨日の月とはうってかわり、ド派手な太陽がサンサンであった。日かげとの温度差がスゴく、本当にアマテラス神であった。
城跡のお山をお散歩、ナッティの200X年最後の正月のファーストショットは、どこかしらりりしさがキリリであった。
さんざんお散歩してようやく腹が減ったのもつかの間、お昼のBBQでまたしても見たくないほど肉を喰らい、また消費する為に午後のお散歩へ。。。
滞在期間中、胃が休まることは無かったが、メンタル的に癒されようと道の駅に併設された温泉へ。。。
静かな森、冬の夜空に輝く星を見上げつつ、露天風呂につかり肉以外の事を思い浮かべた。
やっぱりシベリアより日本の冬である。大したもんがあるわけじゃないが、ここにしかない特別な冬を堪能であった。
脳ミソ震わせてなんぼの人類であるが、何も考えずボーっとするのも必要である。また来年かもであるが、のんびりここに訪れたいものである。 |
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遅ればせながらのお正月休み、ユウコの実家にトリオで帰省であった。風邪を引きずっていた為、出だしが遅れれたが夕方前には到着、実家のオハナとカルテットでお散歩であった。
久しぶりのド田舎にナッティは大興奮、匂っては走り、走っては匂い、時折オシッコをひっかけつつ走り続けた。緑の匂いに猟犬の本能が目覚めたのか、道なき道を走り続けた。
残念ながら日が暮れるのが早く、イジけるナッティの機嫌をうかがいつつ実家へ戻った。
ふと見上げると満月であった。街中では地味なお月さんも、ここではUFOのように輝き誇らしげであった。この月がナッティの本能を目覚めさせたのかもである。
カニやスシなどを見たくないほど喰らい、プロフェッサー家の元日は更けていくのであった。。。
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ユウコの実家に着く頃はもう真っ暗、典型の池公園の芝生でボール遊び、カキを喰いそびれたウップンを晴らすかのごとく、小雨降る中ボールを追いかけた。 せっかくの実家であったが、雨に降られるはオハナにケツ噛まれ未遂などナッティはあんまりであった。
まあ、たまにはのんびりもいいものである。結局トリオでゴロゴロ過ごした。 のんびり過ごしたら、また動きたくなるもんで。。。 |
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ユウコキコクの次の日、ハードな日程で島国をトリオで旅行、向かった先は伊勢・志摩であった。 最終目的は別口であったが、まずはおかげ横丁をブラブラと東海人のユウコの案内で外宮へ、しかし、もう日本の心を忘れたかおかげ横丁は内宮だった。 外宮も内宮ももちろん犬禁、駐車場を横切ると・・・宮内庁の警備が飛んできてこの先ダメの厳重注意!、しかし!その横では中学生らしき集団がタバコをプカプカ・・・。 負け犬飼いの遠吠えであるが、未遂の僕らより現行犯の少年達を注意すべきでは的な不快感がフツフツであった。 雨がポツリポツリ来た頃移動、この日のランチを求めてパールロードへ。お目当てのランチは・・・。
浦村カキであった。的矢牡蠣と並ぶこのあたりの名産品で、食べホや1個100YENでその場で焼いて食べるスタイルのお店があちらこちらであった。 僕らはカキはそんなに喰らえぬと単品5個づつを注文、食べホはわけアリのカキであるが、単品はお土産ようの箱入りであった。
そのお味は・・・でら五つのウマさであった。時期的なものか連日テレビ局の取材が押し寄せて来ていたが、ミシュランの覆面もここに来い的なウマさであった。
結局追加で計10個、最後に食べホのみのカキご飯とカキのミソスープとお漬け物を無理から食べさせて頂いた。このカキご飯がまた美味しく、ここにしか咲かない花であった。
磯と炭の香りをプンプンさせつつ、次の目的地である『西班牙村ホテル』へ。ここで開催されていた某クラシックカーの祭典にある社っ長さんからお呼ばれであった。 西班牙の建物に英吉利国旗が掲げられ、駐車場にズラり並んだクラシックカーに貴婦人や紳士達、本D社の車、磯&炭のフレグランスの犬飼いは場違いであった。 中庭を見渡す高そうなロビーでお茶を御馳走してらい、ドレスアップのパーティが始まる前に退散であった。残念なことに西班牙村ホテルは犬禁であった。 帰りの道中、パールロードはエーゲ海もどきの風景、空が近く走っていてとても気持ちが良かった。そしてこの日のお宿のユウコの実家へ。。。 |
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先日の宣言通り、連日やって来たのは『さくらぐみ』、もちろん突然おしかけてのテイクアウトであった。
ぶっちゃけド田舎にもかかわらず、店員はイケメンズ揃いで、何より男の僕が勘違いするほど、意味深な笑顔でおもてなしであった。
待ち時間に少し街を散策、由緒ある庭園や史跡を、ナッティは土足で踏み荒らした。立派な大手門の裏が何もなく、史跡というより桜の名所的なところであった。
昨日に引き続き大手門前の公園でランチ、『マルゲリータ』を喰らったが、これまた完璧にやられちまった。やはりこの生地、生地がウマすぎる、まさにそれであった。
昨日もそうであったが、ナッティは観光客や売店の人にまで大人気、赤穂のビーグルとして赤穂観光に一役買った。 添乗員や老舗饅頭屋の若旦那は、買いもしないのに優しくおもてなしであった。 うまいもんだけでなく、最後までいい人達出会えた、そんな旅であった。人との出会い、それが僕にとっての何よりのお土産となった。 今回の旅で思った。さくらぐみ、ラハイナ、タマちゃん、正直HPは全然である。しかし!実際は最高であり、そこにしかないお宝がザックザックであった。 ここ数年、インターネットの普及により、世界が身近に、そしていろいろな世界が広がった。本当に便利な世の中である。 が、しかし、ワールドワイドウェブにのりきれない素晴らしいもんもまだまだあるし、美しい液晶でも伝わらない、実際やっぱりそこでしか味わえない素晴らしさがあるのである。 そこでしかない、ってな感動を求めて、またいつの日かトリオでさすらうとしよう。 |
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結局飼い主主導、でぶやばりの食べ歩きの旅となったメインのランチは『カキオコ』、日生地方の名物である牡蠣とお好み焼きのコラボである。 関西風と広島風とあるらしいが、関西風の方が支持が高く、有名人が多く訪れている、ってな理由のみで『タマちゃん』を選んだ。
ぶっちゃけH.Pでは期待薄、実際店の作りが・・・民家を素人がリフォームしたような、でなければ悪徳リフォーム業者の仕業的な。。。 しかし!入口に入るとお客がギッシリ、壁に掲げられたサインもギッシリ、店員もヤングで接客なれしている、何かいけそうな気がする〜と心の中で吟じた。
待つことしばし、出てきたカキオコは、ウマウマウマいいい!いい大人が恥ずかしげもなくトリオで待合席をテラス席だ!と心に言い聞かせガっついた。 ソースも良いが塩(アンデス産)で食べるとウマ五つであった。ド田舎の1車線の国道をわざわざ有名人が途中下車して来るはずである。 日本のピザもナカナカである。が、しょー凝りもなく最後シメは・・・。 |
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次に向かったのは・・・、別の場所だが、次々と現れる道の駅に各駅停車、ここいらの道の駅はどえらいターミナルで、ミニSLありのちょっとしたテーマパークであった。
ナッティのお散歩がてら地元の名産品を物色、ぶっちゃけ大したもんはなく、大して安くもなくであった。 そしてようやく次の目的地である“夕立受山”へ。ネットでチェック済みであったが、30分登山程度のおあつらえのお山であった。
最初こそアスファルトであったが、途中からワイルドな道に変わり、ナッティも大興奮の大行進、たどり着いた頂上では・・・。
何か見たことない景色、表現の乏しさがまる出しであるが、とにかくどことかそんなんじゃなく見たことない景色が広がった。
曇り空がどこかお似合いで、静まり返った広がる世界、瀬戸内の浜風にしばしボーっとしていた。 さすがに昨日から走り続けているナッティはヨロヨロで下山、僕らも昼ごはんを求めて次なる駅へ。
『五味の市』ってゆう魚の直売所的な施設を物色、まだ昼前というのに結構売り切れ、御自宅用に地元で採れた海老を買占め、アンデスの塩などデパートに比べ割安いモノを買いあさった。
買ってすぐ焼けます的な設備もあったが、結構なお値段であった。とりあえずいい匂いのいか焼きなんと二本100YENを買い食い、悲しいことに焼きたてなのに冷たかった。 直売所、新鮮を掲げる施設で二度焼きのイカ焼きに切なくもなりつつ、この日のお目当てであるお食事処へ。。。 |
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ストリップ通りでも、歌舞伎町でも朝がやってくるわけで、エーゲ海もどきの朝も東から昇ってくるものをお出迎え、とても静かで神秘的な朝であった。
スピーカーに足を置き、カッコつけて歌うロックンローラーのように、ミモザはエーゲ海もどきを見つめ何を思ふってなシチュエーション、本当に絵画のような風景であった。 朝ごはん前にお散歩、の予定もあまりの坂に砂浜まで車で移動、5分ほど走ると細長い砂浜が広がり、投げ釣り隊に占領されるも、細々と砂浜を歩いた。
瀬戸内海、島々に囲まれているからか波がランダムで、市営プールよりキレイな水に遠くの島々、一週間だけでもここでゆっくりしたい、そう思った。
が、砂浜についた足跡はすぐに消えてくみたく、旅は一期一会の連続である。名残惜しみつつペンションに戻った。
朝ごはんもひと手間かけました感とオーガニックな野菜が盛だく、男性の僕的にはパンチがいま一つであったが、女性の方には喜ばれる朝食であった。
朝ごはんを食べてすぐにチェックアウト、しかしナッティはここが本当に気に入ったのか、新・旧のドッグランから出ようとせず、最後の抵抗を悪あがいた。 お食事、そして犬の設備、どれもすばらしく、何より働いているスタッフ〜の方々のおもてなしが最高であった。お値段的にもでら安で、飼い主的にもホネ五つであった。 大満足と名残惜しさに後ろ髪をひかれつつ、次に向かったのは。。。 [ 続きを読む] |
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ゴルゴンゾーラの後ろ髪にひかれつつ、次に目指したのは日本のエーゲ海もどき牛窓、にあるお宿『ラハイナ』であった。チェックインをすませ、さっそくドッグランへ。。。
朝からの渋滞、長旅の疲れもどこへやら、走ること走ること。ここにはランが二か所あり、最近オープンした方はナッティ好みの急な坂があり登っては降りてを繰り返し楽しんだ。
夏の陽気に出来たての綺麗な芝生、広がるエーゲ海もどき、ナッティも緑のカーペットで大爆笑であった。小一時間、ナッティを半ば放置プレー、僕はリアルな絵画をただただ見つめていた。
ナッティは芝生の急な坂だけでは物足りず、雑草刈りたてのハーフパイプを楽しんだ。。。
そして晩ご飯、正直申しまして、ピザきっかけのこの旅、この宿も赤穂周辺、犬可って言うだけで選択、ぶっちゃけお料理は期待薄であった。 しかし!シーズン最後のテラスでのBBQ、海の幸&山の幸がゾロゾロ、お宿サイドのおもてなしが盛だくの品々に、ゴルゴンゾーラの後味さえ薄れて行った。 ぶっちゃけHPで感じた印象とは全然違い、若い方々が本当にお客の事を思い、手作り感あふれたお料理であった。 僕はナッティのことは好きだが、グッズを作ろうってな考えは全くない。例えばナッティTなんてハズいし、例えカレンダーガールになっても部屋には決して飾らないであろう。 だから記念撮影のお醤油を買うなんておまぬけって思っていたが、実は味がかなりめオリジナルで、ナッティちゃん醤油を買った。 醤油だけに限らず、BBQソースやゴマ油などすべてが手作りで本当にここにしかない味を堪能であった。
風呂に入って寝るどころか、ナッティはまたランへ連れて行けと鳴きながら訴え、夜のランも満喫であった。ナッティ的にもホネ五つのお宿であった。 |
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ずいぶんと交信が途絶えたが、ワクワクの後の大行進を、遅ればせながら更新していくとしよう。 だんじりばやしから逃げるよう、ユウコとナッティを連れてお出かけ、向かった先は赤穂、今や赤穂浪士を上回る知名度の、ピザの名店をいざ目指した。 が、いきなり高速は連休の大渋滞、出鼻をくじかれつつ、三木のSAのドッグランなど電光石火で経由して赤穂へ到着、腹の減りが収まらぬ僕らは、ピザの名店『さくらぐみ』へ。。。
犬禁はもちろん、店内は予約で満席であった。1日28組限定のランチは喰らえずも、テイクアウトでクアトロフォルマッジをお持ち帰り、お膝元の赤穂城前で優雅にがっついた。
うますぎるやろ〜、とつい口にしちゃうほど、でら五つのウマウマであった。サクラが無くともメンタル的にサクラが満開であった。 以前訪れた明石の『チーロ』の師匠のお店であるが、全然違う感じで、ピザ生地がハンパなくうまく、赤いウインナーなど何を乗っけてもうまくなりそうなピザ生地であった。 渋滞を乗り越えた苦労さえ薄れゆく、大満足感でいっぱい×いっぱいであった。また来たい、いや必ず来る、強くそう思い赤穂を後にした。 そしてナッティのメインである次の場所へ。。。 |
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今回も田舎に泊まろうばりのエンディングで旅の終わりを告げ、またしばしシャングリラとはお別れである。 帰りの道中、お土産を買いにサービスエリアにより道、修学旅行など楽しかったお土産選びも今は昔、数量、入数、質、ネーミング、そして価格帯など難題の山登りである。 しかもこんなに悩ませておいて、足らん!だのまずかっただの人伝いに聞かされたり、直訴されたりである。日本人として、贈る、という心意気をくんでほしいものである。 結局僕は地場産のお茶のペットボトルをケース買い、それとある人から頼まれていた赤い福を。。。
以前ならどこでもお目にかかり、わざわざ買って的な扱いだったこの代物も、事件以来世に出回らず、食べたい、実家帰ったらヨロシク的な事を言われていた。 営業再開してずいぶんとなるが、この大きなサービスエリアでも売り切れ寸前のバカ売れであった。こうなることが計算づくの商法なら、村上龍もビクリツである。 この代物同様、シャングリラもたまに来てこそのシャングリラである。理想を現実にってな事が、必ずしも良いとは限らないものである。 |
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いつもの事ながら、実家へ帰ってる間中ナッティと過ごした。僕らはトリオであるが、売れっ子ゆえになかなか三日三晩寝食をともにするのは珍しく、本当に貴重な時間であった。
泳いで、走って、マムシが出没するため山登りの三拍子はそろわずであったが、ナッティは本当によく笑い、よく鳴き、良く食べた。 人間はさまざまな場面で、シチュエーション左右される。例えば、大自然の中のBBQで喰らう燻製屋は、インドアのシャウエッセンよりうまかろうもんである。 さらに同じビールでも、何かしらの祝杯と、ヤケ酒では全然違うし、音楽や季節など自然の要素でも大きく左右されるし、地球外的視野から見れば、単なる思い込みや錯覚の連続である。
犬だってそうかもである。ナッティは今回、走りに走った。まだ走るのっ?て思ってから走り出すこと走り出すこと。。。 きっと大自然の中、気持ちいい芝生、このシチュエーションだからこそ走りだす的な何かがそうさせているのである。 バカデカい公園をトリオで三日間貸切、残念であるが大阪ではこの状況は作れない。犬★ボールなどの小道具や、僕が体を張って楽しさをかもしだすとしよう。 |
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実家に帰ると、オハナのお風呂があり、ナッティも川遊びの後拝借して、ひとっ風呂。釣りあげられたカジキのように暴れるも、露天風呂を無理から堪能であった。
そして今回は僕らも近場の温泉に。。。最近できたらしくとてもキレいで、賑わっていた。 僕は犬同様、熱いお湯は苦手である。温泉と言えば高めの温度設定であるが、ここのは若干低く、足湯程度であるが、旅の疲れを癒やした。 そして何よりサイコーだったのは露天風呂であった。青い空、広がる緑、セミの大合唱、僕は全裸でイスに座り、ただただボーッと眺めていた。 全裸で大自然、非日常的なシチュエーションながら本来の人類の姿だからかとても落ち着き、心の中までリフレッシュであった。 また都会の荒波にのまれそうになった時、おパンツを脱ぎ捨てて飛び込むとしよう。 |
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先日、ささやかながら頂いた夏休み、今年も35℃越えのクソ暑い大阪から脱出、ユウコの実家へ帰省した。 2泊3日をより濃密に、と前日からワクワク、歳を喰らえどたかぶるテンションを抑えることはできず、新聞配達を止める電話でさえ声が上ずり、ナッティのご飯前のようなお祭りであった。 ありったけのコンセントを引っこ抜く、待機電力をなめんてんじゃねえぞ!、と言い聞かせた事も忘れ、お土産を購入の為、朝一からフルニエ経由で霜降り和牛のとれる町へ。。。 照りつける太陽は地球上で1つであるが、到着するとカラッとしていて、エアコン熱やアスファルトの照りかえしの大阪とはでら違く、まさに避暑地であった。
BBQで霜降り和牛を野菜の3倍喰らった後、トリオで近くの川へ。。。 今年初の本格的な川遊び、ナッティは何度も何度も犬★ボールをレスキュー、シンクロよりキレイなスイミングスタイルに、時を忘れ見続けていた。
ナッティは鮭を狩るクマさんのように、本能で犬★ボールを追い続けた。 鳴り響くセミの声、流れる水の音、濃密な計画なんていらない、ただただここにいてボーっとするだけ、ただそれだけ、それだけで充分であった。 歳を喰らうと、若い頃大好きだった夏がキライに、なんて最近よく耳にするが、歳を喰ったなりの夏の楽しみがあり、いくつになってもとっておきの夏物語があるのである。 これからも何かしらやらかして、ひと夏の経験を重ねるとしよう。 |
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日曜日、朝6時45分に起こされる。リビングで寝ている為、あと5分だけの思いもむなしく、容赦なくフトンが撤収される。
昨夜あれだけ暴飲、暴食、暴言?したのに腹が減っている。
朝食に出てきたホテル食パンが、あまりにもウマく、おかずを食べるのも忘れ、盛られたパンばかりを完食。
いっぱいなった腹をひっこめる為、ユウコとナッティを連れて、近くにある『ゆとりの丘&城跡の山』へ。
前回、暑さと草ボーボーで、5合目までしか行けなかったが、今回250mのハイキングコースを制覇!
今回道はキレイに整備されており、気候も良く頂上からの景色は絶景であった。
帰る途中、ユウコのお姉様ご夫妻と合流して、お墓参りによった。そしてお姉様ご夫妻は、ロビンを実家に留守番させて、おかげ横丁へと旅立った。
余計なお世話かもだが、東京からわざわざ来て留守番はかわいそうに思い、ロビンとナッティを連れて、また山に向かおうと、車に乗ろうとしたその瞬間、信じられない光景が!
ロビンはビールっ腹がつっかえるのか、車に飛び乗れない…。僕の車はローダウン仕様なのに…。しかたなく乗り降りをお手伝い。
行く途中、乗り物酔いの激しいロビンは、ほうれん草の白和えのようなおゲロをゲロり。
やっとの思いで『ゆとりの丘』に着いた。おやつにつられて楽しそうに2,3度走ったが、やはり遅い。ナッティが赤兎馬のように早く見える。
次は山の楽しさをと、タヌキ山に向かった。行く途中またロビンの様子がおかしい。
もしかしてと車から降ろして歩いていたその時、信じられない光景がぁ〜。
うんこりんである。驚いたのはそのデカさである。今までナッティの数々の『うんこりん』を見てきたが、ここまでデカいのは記憶にない。毛ガニぐらいの大きさである。
その後ロビンは安心したのか、楽しそうにタヌキ山に登り、急にハリキリ過ぎたのか、途中で泡のような物をふくも 、無事生還した。
しかし!帰ってきたナッティとロビンに、昨日で仲良くなったはずのハナが、まさかのぶちキレ!自分も連れて行って欲しかったのであろう。
お昼のBBQの時も、ロビンとハナはにらみ合いが続き、あわや乱闘といった緊迫のシーンもあった。
僕とユウコとナッティが昼寝している間も、争いは続いた。そしてお姉様ご夫妻が帰ってきて、僕達もゴッティンガムへと帰った。
結局3匹並んで写真に写る事は無く、新ユニットは結成されなかった。そして今回は犬飼いとして、色々考えさせられる旅でもあった。 [ 続きを読む] |
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土曜日、ユウコとナッティを連れて、ユウコの実家に遊びに行った。
今回、東京からユウコのお姉さまご夫妻が、ビーグル犬ロビン(♂)を連れてやって来るついでに、お呼ばれしたのである。
雨の中、ナッティの大嫌いなだんじり祭りから、逃げるように三重県へと向かった。
ユウコの実家には、カンニング竹山のように、キレる看板犬、MIXのハナ(♀)がいる。
毎回ナッティは、ハナが昼間外につながれている間、家の中を自由にウロウロし、夜になってハナが家の中にくると、バリケンの中で怯えて朝の光を待つ。
そしてロビンは、レイザーラモンHGのように、オールデイ、オールナイト腰をフリフリし続ける、ビールっ腹のエロ★ビーグルなのだ。
到着後、軽く犬★コミュニケーションをするも、気の弱いナッティ、キレるハナ、エロいロビンではやはり不発である。
雨も少し小降りになったんで、3匹でお散歩に行く事に。一緒に遊べば仲良くなるかもである。
実家近くの神社の裏にある公園に行った。街中の公園と違い、ゴミも落ちていないし人もいないんで、ナッティをノーリードで走らせ、僕がハナのリードを持って一緒に追いかけた。
ハナは意外と足が速くなかったが、楽しそうである。1匹だけ乗り遅れている犬がいる。ロビンである。
射程距離に入るとナッティのおケツを追うも、はなれていくと動かざる事山の如しである。が、しかし!その瞬間、信じられない光景がぁ〜。
お姉様が走り出すとその後追って、ドタドタ走るビールっ腹のビーグルがぁ〜。驚いたのはその走る遅さである。
今まで数多くの走る犬の姿を見てきたが、ここまで足が遅い犬は初めてである。しかも!「逃げるのが心配」と、お姉様の旦那様がロングリードをしっかりと握り締めている。
僕の後ろ走りでも追いつきそうだが…。しかも最後のきめゼリフが、「飼い始めてから、初めて走った」である…。ロビンはもうすぐ4歳である。
初めてお姉様が走った事もあってか、ロビンもハナもナッティもご機嫌で家に凱旋した。
そしてディナーは、お父様ご自慢の雨天BBQ小屋で、サザエ、カニ、車エビなど海鮮+和牛BBQでお腹いっぱいで9時に消灯。
夕方の追いかけっこ効果か、ハナはすぐにぐっすり眠り、何だか3匹の距離がグッと近づいたようである。
どんな形であれ、僕とナッティはこの町が大好きで、誘われずとも何度でも来たい楽園である。 |
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二日目の朝、『寝過ごしたっ!』と思ったらまだ7時半過ぎ。
早寝は3文のお得である。雨の予報はハズレて晴れている。
久しぶりに食べる朝食は、高そうなハムに自家製タマゴサラダポテト入りとパン。
前日に食べた自家製ツナもそうだが、外食やジャンクフード育ちの『偏☆食通』の僕が、
家庭の味を絶賛する事はまずないが、この二つは実にうまいっ!
またしても食べ過ぎてた腹を引っ込める為、近くの川へ。2時間ほど一緒に泳いだ後、近くの山へ。
さすがにナッティも、あまりの暑さにお疲れちゃん。
頂上まで250メートルのハイキングコースの5号目で、Uターンして家に帰った。
昼ごはんは昨晩に引き続きお庭でBBQ!国産牛、エビ祭り、新鮮な野菜そしてスタローンが喰らってそうなハム。
また腹いっぱいに・・・。そして昼寝をしたのち、ゴッティンガムへと帰った。
遊んで、メシ食って、遊んで、メシ食って寝て。夏休みの絵日記にすれば、3つの絵を繰り返すだけのつまらないかもだが、
僕にとっては、すばらしい時間を過ごしたステキなバカンスになった。
帰ったその日、ナッティはシッポをフリながら寝ていた。
ナッティも大満足なわん!わん!バカンスであったと言えよう。 |
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一足遅れてユウコとナッティに合流するため、
仕事を終え、霜降り和牛のとれる町まで車で向かった。
大渋滞にあったが、今までただ通り過ぎるだけの緑の山々の景色が、新鮮に映った。
3時間かけて到着し、ナッティも再会に大興奮!
食べたいとリクエストしていた『ひつまぶし』は出てこなかったが、
この時期に国産ウナギ、シビ、自家製ツナの手巻き寿司に大満足。
食べ過ぎた腹を引っこめる為、早速近くの川へ。
去年は雨で水が濁っててよくわからなかったが、びっくりするほど水がキレイで、小魚たちが泳いでいる。
ナッティはウイルソンを追って川へ、僕も生まれて初めて川で泳いだ。
これまでの僕は川と言えば、アマゾンみたいに川にワニやアナコンダなどが潜んでいて、襲いかかってくる気がしてたけど、
スイスイ泳ぐナッティを見て、不安も時間も忘れて泳いでいた。
気がつくとまたお腹が空いていた。きっと犬はこんな風に何も考えず遊んで、腹が減ってメシ食って、また何も考えず遊んでなのであろう。
夜はお庭でBBQ!普段なら値段を見てためらう国産和牛を、あわただしく食い続けた。
手土産のビアサーバーの生ビールもおいしかったし、新鮮な野菜も絶品であった。
お庭でワイワイしてるのに、隣の声ひとつ聞こえない。
空を見上げれば星はティファニーの宝石のように輝き、ここに『ごっついええイス』をおいて眠りたいと思った。
そして夜9時に就寝した。ここにきたらここの時間で生活しなければ。
日のいずる時刻に目を覚まし、日が沈むと眠りに着く。
エジソンが電球を発明する近代歴史まで、人間が普通に繰り返ししてきたサイクルだが、現代人の夜型人間の僕にはツラかった。
しかしナッティに出会い、僕は人間本来の生活をあり方教えられた気がする。
明日は早起きしてまた遊んで、メシ食って、短い夏の思い出づくり。 |
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