昭和の宿から日本の原風景を堪能した後のこの日のランチは、周山にある “ 登喜和 ”、老舗肉屋の経営するお食事処で、片手間と言うよりこちらが本業のような感じであった。
開店前の行列に駆け込んで入店、僕らのすぐ後ろは満席で30分待ちになった。店内はこぎれいで店員がゾロゾロ、不公平な順番に注文を取り、ようやくやってきた代物は。。。
ユウコがオーダーした、この日5名限定のA4ランクのステーキの定食、これがなんと2100YENであった。
そして僕が注文した、名物の和牛ハンバーグ定食、こちらも限定品でこの店の人気メニューである。
で、そのお味は、正直ハンバーグはごくごく普通、決してまずくはないが、どこでも喰えそうな普通においしいハンバーグであった。
一方ステーキの方は、さすが肉屋、ええ肉使っとる、これでこの値段、ウマ五つの絶品はんであった。
おみやに和牛のこま切れをお買い上げ、後日頂いたが、やはりウマ五つであった。京北、周山、美山、ここにしかないもんを満喫して、いざおさらばブギウギであった。
帰りの道中嵐山により道、駐車場難民であふれかえる車、少し遠くに車を止め、渡月橋を目指すと。。。人、人、人がゾロ、ゾロ、ゾロ、原宿のような人ごみであった。
渡月橋も人だらけ、見降ろす川も、船遊びの船がギッシり、セレブな遊覧船もエコノミーに映る光景であった。
このあと地元豆腐屋さんやタルト屋さんなどに立ち寄り、おみやを次々と買い上げた。
今回も素晴らしい旅であった。京都の奥深さを知り、またここに来たくなった。春夏秋冬、色んな顔をもつ町であり、ここにしかないもんも盛りだくである。次はどの季節にやって来ようか。。。