一足遅れてユウコとナッティに合流するため、
仕事を終え、霜降り和牛のとれる町まで車で向かった。
大渋滞にあったが、今までただ通り過ぎるだけの緑の山々の景色が、新鮮に映った。
3時間かけて到着し、ナッティも再会に大興奮!
食べたいとリクエストしていた『ひつまぶし』は出てこなかったが、
この時期に国産ウナギ、シビ、自家製ツナの手巻き寿司に大満足。
食べ過ぎた腹を引っこめる為、早速近くの川へ。
去年は雨で水が濁っててよくわからなかったが、びっくりするほど水がキレイで、小魚たちが泳いでいる。
ナッティはウイルソンを追って川へ、僕も生まれて初めて川で泳いだ。
これまでの僕は川と言えば、アマゾンみたいに川にワニやアナコンダなどが潜んでいて、襲いかかってくる気がしてたけど、
スイスイ泳ぐナッティを見て、不安も時間も忘れて泳いでいた。
気がつくとまたお腹が空いていた。きっと犬はこんな風に何も考えず遊んで、腹が減ってメシ食って、また何も考えず遊んでなのであろう。
夜はお庭でBBQ!普段なら値段を見てためらう国産和牛を、あわただしく食い続けた。
手土産のビアサーバーの生ビールもおいしかったし、新鮮な野菜も絶品であった。
お庭でワイワイしてるのに、隣の声ひとつ聞こえない。
空を見上げれば星はティファニーの宝石のように輝き、ここに『ごっついええイス』をおいて眠りたいと思った。
そして夜9時に就寝した。ここにきたらここの時間で生活しなければ。
日のいずる時刻に目を覚まし、日が沈むと眠りに着く。
エジソンが電球を発明する近代歴史まで、人間が普通に繰り返ししてきたサイクルだが、現代人の夜型人間の僕にはツラかった。
しかしナッティに出会い、僕は人間本来の生活をあり方教えられた気がする。
明日は早起きしてまた遊んで、メシ食って、短い夏の思い出づくり。