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今年のことであるがもうすでに遠い過去かもであるが正月、久しぶりに昔からの友人と居酒屋で再会であった。 僕は仕事場から駆け付けた。昔は何一つ気を使うことなく過ごした仲間であるが、時が流れたからか何故かギクシャクであった。 話しづらかったのは、僕以外３名が物理的に大きくなったからでは無い。 若き日々は協調性が連帯感につながりより一層絆を深めた。年を喰らうにつれいいように言えば自分と言う個性が強くなり、その反面協調性は薄れた。 わがままな大人になり、自分の世界を築き始めたのであろう。少し寂しい気もするが、それもまた時代の流れである。自分勝手な４ＭＣは、自分勝手なリズムでライムを吐き出した。 こいつらだけ、こいつだけ、特別な存在に思えた事も夢のまた夢、いずれはいずこかに巣立ち閉ざされた世界を築き上げるの人生なのかもである。
そえゆえにイヌ科や人類の垣根を超え、家族を守り築くのかもである。 何だかんだ言っても酔っ払えばいとおかし、結局カラオケでも年齢を忘れ大盛り上がりであった。何だかんだ言ってもたまには顔を出すもんである。 僕が居酒屋に駆けつけるとすでに、友人のべッカムは二十歳そこそこの店員のメアドをゲッツ！太ってもべッカムなんだな、と思った。 34歳、数字でくくればひとくくりであるが、それぞれ人生にそれぞれの花を咲かせるのである。 ピンク、イエロー、パープル、スカイブルー、さて今年は何色の花をさかせようか。 |
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