7月9日、何回転目かの妻の誕生日、まさかの東京出張であった。しかも接待がらみでヘタすりゃ泊まりの危険の伴う旅路であった。
が、先方様が不都合ととなり、打ち合わせが終わり、スゴスゴと変える訳なく寄り道、出張マスターの今回の寄り道スポットは4年ぶりぐらいの“ 銀座 ”であった。
地下鉄からはい上がると、セレブレティなフレグランスがプンプン、旧居留地を現代化したような意外とまとまりがない町並みであった。街ゆく人はどこか誇らしげに映り、247余裕ぶっこいてる感じであった。
最初のお目当てのお店はデパートメントストアでもブティックでもなく、街の景観を損なう“ 花畑牧場 ”であった。
関西ではお店が無く、催事があっても即完で、通販はすべて個人情報流出する、と疑い深い僕には、現金取引こそ安全に商品を手に入れる手段である。
御自宅用にスタンダードな生キャラメルとチョコレートがかかったアイスを注文、その味は、マズくはないが、ごくごく普通、こんなもんに450YEN出すバカが、後を絶たないメガロポリスだから成り立つ商いであった。
続いて有楽町を超えてさまようことしばし、地図を持たずしてアバウトに攻めたが、マネケンですら大行列、名店の匂いになかなかあり付けず、ようやくたどり着いたのは“ サダハル アオキ ”のお店であった。
ウソみたく人気がない感じで、ひっそりと営業しており、バレンタイン&ホワイトデー商戦の最前線のイメージと異なった。店員さんもどこか親しみやすく、敷居が低く高感度が持てる雰囲気であった。
お値段は高感度は持てなかったが、誕生日におあつらえのスタイリッシュなチョコ&マカロンを買って、次に向かった最後の目的地“ お台場 ”であった。
僕個人的に一番の目的だったのは、フジテレビジョンではなく。。。