品川ソバを喰らって以来、僕は冷たいソバにハマっている。
哀愁漂う店内に、慌ただしいアナウンスや列車の音のサウンド、セルフで水を入れるコップは洗い残しのような手触り、ついかけすぎちゃう七味唐辛子、中々ウマく割れない安もんの割りばし、全てが時間に追われるサラリーマンの箸やすめである。
関西人ながら僕はソバ派であったが、ぶっかけ的なソバはあまり食する機会がなく、冷たい天ぷらってって思いつつ、でもかけそばなんてありえなく、やっぱソバにはエビ天がないと。。。
気温の暑さもあってか、これがなんかでらウマく、ゴムみたいなゴワゴワ麺も、逆にワイルドな食感で完食であった。お値段にはビクリツであったが、かけソバなんて寂しすぎ、やはりエビ天が付いてなければ。。。
大した稼ぎはないけれど、いつまでもエビ天付きが喰らえるように、そう願う。