まだ見慣れないケータイのメモリーを消し去ってしまい、この夏最後のイベントも夢のまた夢である。。。仕方ないので去年の写真で書きしたためるとしよう。まあ、大体いつもの場所で、いつものように何だが。。。
今年も暑い中、薄ら笑いを浮かべつつ、ケッタにまたがりチリン×チリン、向かった先は、わが町に湧いて出た夏の終りを告げるロックフェスであった。盲導犬でないナッティは入場不可、夫婦水入らずで今年も参戦であった。
ガリガリガリクソンの耳鳴りの後、早速今回僕が一番楽しみにしていた『 ザ50回転ズ 』、この日のために髪を伸ばして待ち望んだライブはロック界のCOWCOW的なみたいな、完成された音楽に出来あったパフォーマンスに、僕は心も目頭も熱くなった。
目からウロコがポロり、ライブってこんなに楽しい気持になって、興奮するもんなんだ、と感動であった。つまはじきもんの叫び声を受け止め、さよならブギウギであった。
その後今回特にお目当てはいないものの、やっぱ夏フェスは楽しく、参加してこナンボのお祭りマンボであった。
今回も新しい音源との出会いや物語があり、detroit7は鬼奴の叫び、カジヒデキの甘い音楽に胸やけし、BEAT CRUSADERSはメロン記念日とドン引きのコラボ、POLYSICS は高音のフライト、フラワーカンパニーズは20周年、そりゃ生きてて良かったって夜ももっとあろうもんであった。
そして会場の皆さんとユウコがお待ちかねの『 ユニコーン 』、実は僕は全然知らなくて、奥田民生とその仲間たち的な感じで、古い曲なんだろうけど、僕には新曲の連続であった。
最後は僕も楽しみにしていた筋肉少女帯、決してカッコええ、わけではないが、味があるってゆうかシブいってゆうか。。。僕もつい楽しくなって中高生に交じりダメジャンプ、バンドメンバー全員で大合唱のじーさんはいい塩梅には、40超えたおっさんどもの歌う姿に目頭が熱くなった。
アンコールでは様々なバンドのギタリストが集結、わが町がインドになっちまった。。。
そして最後の花火、ここで見る花火はいつも切なく、華やかさよりも祭りの終わりを告げる合図だからであろう。
今回の出演者はアラフォーが多く、客層も僕と同世代が多く、子供と一緒にみたいな人が多く見られた。親の影響かなぜこんな昔の曲をクソガキどもが?って思ったが、音楽に年齢なんて関係なく、いつのいつでもいつまでも愛される音楽はそれぞれである。
来年はまたどんな音に出会うのであろうか。。。